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インターネット字書きマンの落書き帳

   
なんか間違えてしまった眉崎と山ガスの話(BL)
都市伝説解体センターって二次創作も公式が補足してそう!(挨拶)

でもそれはそれとして。
5Sのメンバー全員に抱かれたことがある山田ガスマスクって概念が欲しいので、眉崎に無理矢理えっちなことされる山田ガスマスクの話を書きました

眉ガスなんでしょうかね
眉山なんでしょうか

よくわかんねーや

一夜の過ちで眉崎のちんちんイライラの犠牲になる山ガスの話が読みたいひとはどうぞ。

山ガスのえっちな話好きか~い?
俺も~!

『出来心でヤっちゃった眉崎と怒濤のダメだしをする山田』

 朝の日差しに急かされ眉崎が目を覚ました時、ベッドの隣で山田が寝息をたてていた。

「うっそだろ、マジかよ……」

 考えるより先に言葉が出る。
 山田がゲイよりのバイセクシャルであることは眉崎も知っていた。恋人をつくるつもりはなく、セックスしたい時に出来そうな相手に声をかけ後腐れのない関係で終わっていることも、そうして物好きな男たちに結構な数抱かれているということもだ。
 それでも山田がどれだけ男を食い散らかそうが自分には関係ないと思っていた。

 眉崎の恋愛対象は女性だったし、セックスしたいと思うのも女性だけ。勃起するのも挿入(い)れたいと思うのも女性だけだと思っていたからだ。
 だが今隣には、山田が寝ている。裸のまま、身体にははっきりと逢瀬の痕も残っている。
 眉崎は自分の内にある常識がガラガラと崩れていく音を聞いていた。

 同時に昨夜の出来事を鮮明に思い出す。
 黒沢や谷原といつも連むメンツで宅飲みをはじめたのは大学が終わってすぐだったろう。
 18時頃から食事もせず安酒をあおっていたのだから、いつもより早いペースで飲んでいた自覚もある。

 映画でも見ようといって三流のスプラッタ映画を流し始めたのは谷原だったろうか。今日は親が来るからと黒沢が帰ったのは果たしていつだったか。谷原は知らない間にいなくなっていたが、いったいいつ出ていったのかも思い出せない。

 だが、山田と二人になってつまらない映画を見ていた時、退屈さのせいで画面を全然見なくなっていたのはぼんやりと憶えている。
 隣に座る山田は思ったより真剣に画面を見ていたが、部屋の電気を消してテレビ画面の光だけを受ける山田の肌は元々青白い色がますます透き通って見えた。思ったより整っている横顔に、きっちりそろえた髪。手を汚したくないのかチューハイの缶を指先二本だけで持って傾ける姿は、なるほど、男だったらこういういかにもこの世界のことなんて何でも知っているといった顔をした生意気そうなインテリ男を本能のおもむくままに屈服させ、泣きながら許しを乞うまで喘がせてみたいと思うんだろうな、なんて悪心を抱いても仕方のないことだろう。

「山田、おまえ男も抱けるんだってな?」

 口火を切ったのは自分だ、それは間違いない。

「勘違いしてない? 僕は抱かれる方はするけど、あんまり自分からは抱かないよ」

 眉崎の言葉を聞いても、山田は眉崎を全く見ようとせず退屈な映画を真剣に見入っていた。

 こんな退屈な映画のほうが自分との会話より楽しいってのか。
 内心腹を立てる眉崎に追い打ちをかけるよう、山田は続ける。

「あと、先に言っておくけど、僕は眉崎に抱かれるつもりないから。眉崎ってノンケだし、いま彼女いるだろ? 恋人いる男に抱かれて嫉妬されるのも面倒だし、それで僕が寝取ったみたいに噂されるの、絶対嫌なんだよね。それに眉崎みたいに、一度にいろんな女相手にするタイプ、マジで嫌いだから」

 先手を打つように断られたことが、眉崎のプライドを傷つけた。
 こっちだってお前なんか願い下げだ。素面だったらそう言って頭を小突いていただろう。だが生憎その時の眉崎は酔っていたし、何としてもこの鼻持ちならない男に自分のほうが上だというのを分からせてやりたいと、そう思ってしまったのだ。
 確かに自分には恋人が複数いるが、お前だってワンナイトで男を食い散らかしてるなら似たようなもんだろうが。
 山田にそう言ったのか、喉まで出かかって止めたのかはよく憶えていない。
 ただ、山田の首根っこを捕まえると半ば強引に引きずってベッドに押し倒したのが自分だったのは、はっきりと憶えていた。

「何してんだおまえ、ホント……そういうことしていいと思ってんのかよ!? 別に男だったら誰でもいいってワケじゃないからな?」

 強い拒絶は、眉崎が体験したことのないものだった。
 女性に散々ちやほやされ、キスしただけで泣いて喜ぶような女ばかり相手にしていたから、はっきり拒否され突き放す山田がたまらなく憎らしくもあった。
 強引に唇を重ねて、散々と身体を舐り、逃げられないよう服を強引に引きちぎる。
 元々嗜虐的な性格でもある眉崎にとって、抵抗する山田を無理矢理押さえつけるうち徐々に大人しくなっていく姿に強い昂揚を抱いた。

「何だよ、俺の相手は嫌だっていったくせに、メチャクチャ悦んでんじゃねーか」

 眉崎が耳元で囁いた時の山田が見せた屈辱にまみれた表情。
 髪を乱して目に涙を溜め、それでも快楽に耐えられず身体をのけぞらす山田のあの、弓のようにしなる身体も吸い付くような肌も身体がハッキリと覚えている。

「ばっか! くっそ、何でよりにもよってコイツ抱くんだよ! ってかなんでこいつで勃つんだよ!」

 昨夜の自分に対して怒りが沸き、つい声が出る。

「それはこっちの台詞でしかないんだけど?」

 眉崎の言葉を遮るようにそう言いながら、山田は身体を起こす。
 昨晩は随分と乱暴に扱ったという自覚はあるが、それを示すよう山田の身体には無数の痣が残っていた。

「無理矢理押さえつけて裸にひんむいたアンタの方がキレてるの、ワケわかんないんだけど。 キレたいのはこっち。あー、ホントどうすんだよ……お気に入りのシャツだったのにボタン全部飛んでるし、破れてるしもう着られないよこれ」

 山田は深々とため息をつく。

「だいたいさ、マジで何考えてんの? 僕、おまえみたいな男は嫌いだって言ったよね? お前みたいな男には抱かれたくないって。それなのに何で無理矢理してんの。ってか、風呂にも入ってないくせに汚いモン口にいれようとしないでくれる? 頭抑えられて動けなくするとか、完全に犯罪だよ。他の男に抱かれてるから自分も抱いていいと思った? 僕のことその程度の軽い奴だと思ってた?」

 そして、早口でそうまくし立てる。
 耳が痛いが言い返すことは出来ない。山田が怒るのも当然だし、自分はそれだけのことをしたのだから。

「つーか、おまえ女の子とする時も普段そうなの?」
「いや、その……流石にここまで酷い事はしねーって。だいたい、俺に抱かれる女はみんな素直だし喜んで自分から服も脱ぐもんな。お前みたいにメチャクチャに抵抗する奴、フツーに萎えるから」
「女相手だと萎えることが何で僕にはできるんだよ? ほんとサイテーだな……お前さぁ、風呂にも入らないでヤろうって考えがまずおかしいから。せめて風呂入れ。おまえいつもムスクのニオイがプンプンしてるから。あれマジで相当キッツイ。あと、爪とか手の手入れ気ぃつかってやって。おまえかなり爪伸びてるでしょ? ほら、僕の身体見てよ傷だらけだよ? いい雰囲気でする機会はそりゃあるだろうけど、爪に気を遣わないの女の子可哀想だから。ついでいうと、自分が出すだけ出してさっさと疲れたってグースカ寝るのもマジ最低だからね? お前ほんと女の子にモテてんの? こんなセックスが最低の男でも喜んでくれる女の子に感謝したほうがいいって」

 立て板に水の如く怒濤のダメだしを前に、眉崎の顔は険しくなる。
 確かに自分は悪かったと思うし、山田に対しても非礼をしたとはわかっている。だがそれにしたってここまで言われる筋合いがあるのか。

「うるせぇ! ゴチャゴチャ文句言ってんじゃねぇよ。おまえだって最後は自分からノリノリだったろうが」
「仕方ないだろ……変に抵抗して無理矢理やられて怪我すんのもこっちは嫌だったんだから。ってか、アレをノリノリだと思うお前どうかしてるからな。認知の歪みひどい」
「はぁっ、ぜんっぜん可愛くねぇ……」
「お前のために可愛くする理由、こっちにもないから」
「……出てけよ。ほんとイラつくわ」
「こっちの台詞なんだけど? ってか、おまえが服破ったから上着ないんだけど。どうすんの?」

 眉崎は自分の髪を乱暴にかきむしると、クローゼットから適当な服を投げつける。

「返さなくていいから、それ着てとっとと出てけ。あと、このこと誰にも言うなよ」
「言われなくてもそうするって」

 山田は受け取った服を着ると、さっさと荷物をつかみ黙って出ていた。

「あー、くっそマジ最低……何してんだよ俺……」

 眉崎は濃いめにコーヒーをいれるとどっかりソファーへ座り込む。  完全に自分の失態だ。山田は確かに整った顔をしているが、顔も身体も完全に男だ。している時は自分が山田を屈服させ好きにしている喜びと充実感に満ちていたが、今はただ後悔しかない。何
 ひとついい思い出ではないはずだったのだが。

「なぁ、こっち見てくれよ。今は僕の身体だけで気持ち良くなってくれ。今だけでいいから……」

 山田の甘い声が、残響のように耳へ絡む。

「くっそ、絶対忘れてぇのに……あんなん、わすれられねぇだろ……」

 眉崎は口元をおさえると、誰に言うでもなく呟くのだった。

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東吾
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インターネット駄文書き
自己紹介:
ネットの中に浮ぶ脳髄。
紳士をこじらせているので若干のショタコンです。
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