インターネット字書きマンの落書き帳
落ちて転んだ大倉を助ける新堂さん(新堂×荒井前提)・BL
俺は!
新堂×荒井がだいだいだ~い好きである!
君たちはどうかな?
心に余暇があるなら好きになってくれよな!
大倉のことは好きか~い。
俺は、新堂に片思いしているけどそれを言い出せないでもじもじしている。
そんなセンチメンタルな大倉のことがだいだいだ~い好きなんだ。
つまり
新堂×荒井が成立した状態で、ちょっと内心舌打ちしながらも新堂のことは大好き。
そんな大倉を書きます。
ほら、俺の好きな味だ。
喰っていってくれ。(つけあわせのナンプラー)
新堂×荒井がだいだいだ~い好きである!
君たちはどうかな?
心に余暇があるなら好きになってくれよな!
大倉のことは好きか~い。
俺は、新堂に片思いしているけどそれを言い出せないでもじもじしている。
そんなセンチメンタルな大倉のことがだいだいだ~い好きなんだ。
つまり
新堂×荒井が成立した状態で、ちょっと内心舌打ちしながらも新堂のことは大好き。
そんな大倉を書きます。
ほら、俺の好きな味だ。
喰っていってくれ。(つけあわせのナンプラー)
『欺瞞で飾る』
ついてない、と大倉は内心舌打ちをする。
顔をあげれば、長い階段が伸びていた。
あの高さから転げ落ちたのは不運だった。
だが、それで大きな怪我もないのならむしろ幸運かもしれない。
そう思い直して立ち上がろうとする大倉の体に、鈍い痛みが走る。
足を引っかけて、ふわりと宙に浮かぶような感覚があった後は一瞬だった。
背中にドシンと衝撃が走り、視界に鳴神学園廊下の天井が広がるのを認識しながら、階段から落ちたんだというのに遅れて気づいた。
そういえば、特別棟の階段にやけに人が転びやすいところがあると新堂がいっていたか。
足を引っかける幽霊でもいるのかもしれない。
痛みに耐えながらのろのろ起き上がると
「おい、大丈夫かよ大倉」
上から心配そうにのぞき込む新堂の姿が見えた。
「あ、新堂ちゃん」
特別棟にいるのは珍しいな。
誰かの付き合いで、こっちまで来ていたんだろうか。
「あは、ちょうどいい所に来てくれたー。ほんと、新堂ちゃんって俺の王子様かも。ちょっとヘマして転んじゃったんだよねー。助けてくれたら、お礼くらいしてもいいよ」
肩を貸してくれればいい。
そこまで痛みもないから心配しなくても大丈夫だとは思うが、甘えられそうな時には甘えておきたい。
なんなら、お姫様抱っこで医務室まで連れて行ってよ。
そういおうとして、口をつぐむ。
いくら軽口でもそんなことをいったら、きっと新堂は気持ち悪いと思うだろう。
彼は凜々しい格好付けたがりだが、恋愛には初心なのだ。
恋愛ごっこで茶化すと、ひどく狼狽えるし気も悪くする。
大倉にはそれが、愛しいのだが――。
たん、たん、たん。
軽快に三度ステップをし、新堂は大倉の傍らに膝をつく。
そして
「大丈夫か」
そういいながら、軽々と大倉の体を横抱きにした。
「ちょっ、新堂ちゃ……」
こんなこと、スマートにするタイプだったか。
身体能力は大倉よりずっと上だから彼を抱えるなど苦にならないだろうが、それでも頼んでいないのにお姫様のように抱かれると、少し気恥ずかしい。
気恥ずかしいが、うれしいのも事実だった。
たとえ思いが届かなくても、新堂が自分のことをこんな風に、特別な存在のように扱ってくれたならどれだけ幸せなのだろう。
何度、そう思ったかわからなかったから。
「ははっ。新堂ちゃん、こういうことしてくれるんだ。優しいね」
だからつい、そんな余計なことを口に出してしまったのだろう。
すると新堂は大倉の顔を見ないまま、少し強く抱きしめた。
「まーな。実はこのまえ、荒井も……ちょっと野暮用で知り合ったやつも、ここで転んで動けなくなってたんだ。あいつ、おんぶよりこうやって横抱きにされたほうがいい、っていうし。俺もそのほうが楽だからな」
新堂は息が上がる様子もなく、慣れたように廊下を走る。
耳をそばによせるが、鼓動も平常通り。ただ少し運動した程度にしか、熱を帯びてないだろう。
――その荒井ってやつが倒れた時は、もっと慌てたりしてたのかい。
新堂ちゃん――。
その言葉をぐっと飲み込んで。
「へー、やっぱ新堂ちゃんって優しいんだねぇ。俺、新堂ちゃんのそういうところ、ほんと、大好き」
そうして、思ってもいない言葉で自分を飾るのだった。
ついてない、と大倉は内心舌打ちをする。
顔をあげれば、長い階段が伸びていた。
あの高さから転げ落ちたのは不運だった。
だが、それで大きな怪我もないのならむしろ幸運かもしれない。
そう思い直して立ち上がろうとする大倉の体に、鈍い痛みが走る。
足を引っかけて、ふわりと宙に浮かぶような感覚があった後は一瞬だった。
背中にドシンと衝撃が走り、視界に鳴神学園廊下の天井が広がるのを認識しながら、階段から落ちたんだというのに遅れて気づいた。
そういえば、特別棟の階段にやけに人が転びやすいところがあると新堂がいっていたか。
足を引っかける幽霊でもいるのかもしれない。
痛みに耐えながらのろのろ起き上がると
「おい、大丈夫かよ大倉」
上から心配そうにのぞき込む新堂の姿が見えた。
「あ、新堂ちゃん」
特別棟にいるのは珍しいな。
誰かの付き合いで、こっちまで来ていたんだろうか。
「あは、ちょうどいい所に来てくれたー。ほんと、新堂ちゃんって俺の王子様かも。ちょっとヘマして転んじゃったんだよねー。助けてくれたら、お礼くらいしてもいいよ」
肩を貸してくれればいい。
そこまで痛みもないから心配しなくても大丈夫だとは思うが、甘えられそうな時には甘えておきたい。
なんなら、お姫様抱っこで医務室まで連れて行ってよ。
そういおうとして、口をつぐむ。
いくら軽口でもそんなことをいったら、きっと新堂は気持ち悪いと思うだろう。
彼は凜々しい格好付けたがりだが、恋愛には初心なのだ。
恋愛ごっこで茶化すと、ひどく狼狽えるし気も悪くする。
大倉にはそれが、愛しいのだが――。
たん、たん、たん。
軽快に三度ステップをし、新堂は大倉の傍らに膝をつく。
そして
「大丈夫か」
そういいながら、軽々と大倉の体を横抱きにした。
「ちょっ、新堂ちゃ……」
こんなこと、スマートにするタイプだったか。
身体能力は大倉よりずっと上だから彼を抱えるなど苦にならないだろうが、それでも頼んでいないのにお姫様のように抱かれると、少し気恥ずかしい。
気恥ずかしいが、うれしいのも事実だった。
たとえ思いが届かなくても、新堂が自分のことをこんな風に、特別な存在のように扱ってくれたならどれだけ幸せなのだろう。
何度、そう思ったかわからなかったから。
「ははっ。新堂ちゃん、こういうことしてくれるんだ。優しいね」
だからつい、そんな余計なことを口に出してしまったのだろう。
すると新堂は大倉の顔を見ないまま、少し強く抱きしめた。
「まーな。実はこのまえ、荒井も……ちょっと野暮用で知り合ったやつも、ここで転んで動けなくなってたんだ。あいつ、おんぶよりこうやって横抱きにされたほうがいい、っていうし。俺もそのほうが楽だからな」
新堂は息が上がる様子もなく、慣れたように廊下を走る。
耳をそばによせるが、鼓動も平常通り。ただ少し運動した程度にしか、熱を帯びてないだろう。
――その荒井ってやつが倒れた時は、もっと慌てたりしてたのかい。
新堂ちゃん――。
その言葉をぐっと飲み込んで。
「へー、やっぱ新堂ちゃんって優しいんだねぇ。俺、新堂ちゃんのそういうところ、ほんと、大好き」
そうして、思ってもいない言葉で自分を飾るのだった。
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