インターネット字書きマンの落書き帳
ヌン蔵を襲ったものの逆に襲われる架空部下概念(BL)
フォロワーが誕生日だったようなので。
フォロワーの推しである富入さんのエッチシーン導入を置いておきます。
エッチシーン導入をおいておく。
こんな生殺しみたいな発言は早々ありませんね。
フリー素材なので、この手の作品を書きたい時は好きに使ってください。
生殺し……。
俺、生殺し大好き……!
この時の話を一般成人男性に話している時もまたあるのでしょう。
「この前、部下に迫られちゃって。私もまだまだイケるってことよね」
「部下はそのまま食ったんですか、物理的に」
「物理的には食べないわよ、私妖怪じゃないもの。物理的意外には、ご想像にお任せするわ」
「ご想像したくないのでこの話はこれで終わりにしますね」
フォロワーの推しである富入さんのエッチシーン導入を置いておきます。
エッチシーン導入をおいておく。
こんな生殺しみたいな発言は早々ありませんね。
フリー素材なので、この手の作品を書きたい時は好きに使ってください。
生殺し……。
俺、生殺し大好き……!
この時の話を一般成人男性に話している時もまたあるのでしょう。
「この前、部下に迫られちゃって。私もまだまだイケるってことよね」
「部下はそのまま食ったんですか、物理的に」
「物理的には食べないわよ、私妖怪じゃないもの。物理的意外には、ご想像にお任せするわ」
「ご想像したくないのでこの話はこれで終わりにしますね」
『秒針』
秒針の音だけがやけに大きく聞こえる最中、男は憧れの上司である富入の身体を押し倒す形になっていた。
棚から落ちたファイルから零れた書類が散らばるその上で、富入は動揺する様子もなく冷たい目を向ける。そんな彼の身体に馬乗りになる男の呼吸は自然と荒々しくなっていく。
彼が富入に向ける感情が愛なのかはわからない。
自分の上司であり常に冷静に場を見極め行動する、人望もあり信頼もされカリスマ性ももつ羨望を愛情と取り違えているのかもしれない。
あるいは自分より遙かに高みにいる富入を屈服させ支配することにより、まだ何者にもなれていない自分が何かになれたような気概を得る事ができるのを望んでいるのかもしれない。
自分でも理解しがたい感情が渦巻く最中、富入はあくまで冷静に男を見据えていた。
「いくらアナタでも、あんまりおイタはダメよ。これ以上すると、しょっ引いてやるから」
言葉は軽いが、奥底に潜んだ感情は暗く重い。
しょっ引くなんて軽く告げるが、富入の言葉に嘘はないのだろう。
これは忠告だ。
ここでやめればまだ引き返せる。さっきまでと同じように、理想の上司として富入の背中を眺め、富入にとって大事な部下の一人として扱ってもらえるだろう。
それがわかっていても、男は引き返すという選択肢を自ら消した。
「逮捕でも何でもしてください。俺はもう、出世も何も望んでいません。今はただ……ただ、あなたが欲しい」
全てを言い終わる前に、自然と手に力が入る。
布を裂きボタンが飛び散る音がした後、富入のシャツは無惨に破け肌が露わになった。
仕事中に一切の隙を見せず、疲れの色もなくただ働き続ける富入を見てきたのでどこか、彼は人間ではないのではないか。人間に擬態した宇宙人か何かで、いつも付けている手袋もスーツもシャツも全てが肌の一部なのではないかなんて子供じみた空想を抱く事もあったのだが、破れたワイシャツの下から柔らかな肌と豊満な胸が露わになりやはり彼も人間だったのだと安心する。
そう、彼も人間だ。怪異や精霊の類いではない。
人並みに傲り、溺れ、乱れることもある一人の人間なのだ。
「富入さん……」
そのまま夢中になり、富入の首筋に、胸に、自分の顔を押し付ける。
男ものの香水とは違う、だがやけに乾いた独特の匂いが鼻腔を擽り男の理性を奪っていった。
「ちょっ……やめなさい、アナタ。本当にもう……」
少しくすぐったそうに笑う富入の吐息が耳を擽る。理性を手放しそうになる中。
「やめません……俺は、あなたを……あなたのことを、ぐちゃぐちゃにしたい」
真っ直ぐに見つめ澱みの無い声でこたえれば、富入の険しい表情が微かに揺るんだ。
「本気なの? アナタ……私のこと、そういう目で見ていたの。エッチね」
「ちゃ、茶化さないでください。ずっと憧れでした……あなたの背中を追い求めてここまで来たんです。だから……」
「それは、単なる憧れ? それとも、私のこと本当に好きなのかしら」
口角をわずかに上げ、品定めするように笑う富入を前に男は一瞬戸惑う。
富入に対する感情がまだ定まっていないのは事実であり、今抱いている感情が愛なのか支配欲なのかただの肉欲なのか、それともその全てなのか判断できずにいたからだ。
だがそのほんの僅かな迷いを見逃すほど、富入は甘い人間ではなかった。
「隙だらけよ」
一言、そう告げたのは富入なりの優しさだろう。
馬乗りになって圧倒的に優位だったはずなのも一瞬のことで、身体をねじられ脱出されたと思った時に男はもう富入に捕縛されていた。
「つかまえたわよ。ダメじゃない、相手を捉えておくんならもっとシッカリ力を入れておかないと、こうやって簡単に逃げられちゃうのよ。さぁ、形勢逆転ね。これで、どうやってグチャグチャにするのかしら?」
しまったと思った時には、全てが水泡に帰していた。
もうダメだ、この状態を覆せるほど自分の能力は高くない。
床に顔を伏せられ、捉えられた腕はミシミシと音をたてている。その気になれば簡単に折られてしまうのだろう。
万事休すと諦め力を抜けば、富入はそのまま男の頭を強引に自分へと寄せる。海老反りになって呼吸も苦しくなる男に、富入の笑う吐息がかかった。
「もう、ダメじゃないこの程度で諦めちゃ、私が欲しいんでしょ。もっと必死におねだりしなさいよ」
「富入さん……」
このまま醜態を晒すくらいなら、いっそ。
「殺してください。俺を、アナタの手で……もう、俺は死んだも同然だ。だから……」
いっそ愛しいと思った男に殺されたい。そう願うのだが、富入は男の懇願を鼻で笑うだけだった。
「バカ言わないでよ。アナタを殺して犯罪者になんかなりたくないわ。でも……私をイジめてくれた上、大事なスーツを破ったお仕置きはさせてもらうわよ。その身体でたーっぷり後悔することね」
ねじり上げた腕が解き放たれ痛みが緩んだと思ったのも一瞬、男は富入に蹴飛ばされ仰向けにさせられると、富入は馬乗りになる。
今さっきまで自分のしていた体勢と真逆の状態で富入を見上げれば、富入は長くやけに赤く見える舌で自らの唇を舐めていた。
「……若くてイキのいい身体、たーっぷりと楽しませてもらうわよ。先に言っておくけど、私はシツコイから覚悟することね」
フロアにある秒針の音がやけに響く。
ブラインドの閉ざされた室内は、1秒がやけに長く感じられた。
秒針の音だけがやけに大きく聞こえる最中、男は憧れの上司である富入の身体を押し倒す形になっていた。
棚から落ちたファイルから零れた書類が散らばるその上で、富入は動揺する様子もなく冷たい目を向ける。そんな彼の身体に馬乗りになる男の呼吸は自然と荒々しくなっていく。
彼が富入に向ける感情が愛なのかはわからない。
自分の上司であり常に冷静に場を見極め行動する、人望もあり信頼もされカリスマ性ももつ羨望を愛情と取り違えているのかもしれない。
あるいは自分より遙かに高みにいる富入を屈服させ支配することにより、まだ何者にもなれていない自分が何かになれたような気概を得る事ができるのを望んでいるのかもしれない。
自分でも理解しがたい感情が渦巻く最中、富入はあくまで冷静に男を見据えていた。
「いくらアナタでも、あんまりおイタはダメよ。これ以上すると、しょっ引いてやるから」
言葉は軽いが、奥底に潜んだ感情は暗く重い。
しょっ引くなんて軽く告げるが、富入の言葉に嘘はないのだろう。
これは忠告だ。
ここでやめればまだ引き返せる。さっきまでと同じように、理想の上司として富入の背中を眺め、富入にとって大事な部下の一人として扱ってもらえるだろう。
それがわかっていても、男は引き返すという選択肢を自ら消した。
「逮捕でも何でもしてください。俺はもう、出世も何も望んでいません。今はただ……ただ、あなたが欲しい」
全てを言い終わる前に、自然と手に力が入る。
布を裂きボタンが飛び散る音がした後、富入のシャツは無惨に破け肌が露わになった。
仕事中に一切の隙を見せず、疲れの色もなくただ働き続ける富入を見てきたのでどこか、彼は人間ではないのではないか。人間に擬態した宇宙人か何かで、いつも付けている手袋もスーツもシャツも全てが肌の一部なのではないかなんて子供じみた空想を抱く事もあったのだが、破れたワイシャツの下から柔らかな肌と豊満な胸が露わになりやはり彼も人間だったのだと安心する。
そう、彼も人間だ。怪異や精霊の類いではない。
人並みに傲り、溺れ、乱れることもある一人の人間なのだ。
「富入さん……」
そのまま夢中になり、富入の首筋に、胸に、自分の顔を押し付ける。
男ものの香水とは違う、だがやけに乾いた独特の匂いが鼻腔を擽り男の理性を奪っていった。
「ちょっ……やめなさい、アナタ。本当にもう……」
少しくすぐったそうに笑う富入の吐息が耳を擽る。理性を手放しそうになる中。
「やめません……俺は、あなたを……あなたのことを、ぐちゃぐちゃにしたい」
真っ直ぐに見つめ澱みの無い声でこたえれば、富入の険しい表情が微かに揺るんだ。
「本気なの? アナタ……私のこと、そういう目で見ていたの。エッチね」
「ちゃ、茶化さないでください。ずっと憧れでした……あなたの背中を追い求めてここまで来たんです。だから……」
「それは、単なる憧れ? それとも、私のこと本当に好きなのかしら」
口角をわずかに上げ、品定めするように笑う富入を前に男は一瞬戸惑う。
富入に対する感情がまだ定まっていないのは事実であり、今抱いている感情が愛なのか支配欲なのかただの肉欲なのか、それともその全てなのか判断できずにいたからだ。
だがそのほんの僅かな迷いを見逃すほど、富入は甘い人間ではなかった。
「隙だらけよ」
一言、そう告げたのは富入なりの優しさだろう。
馬乗りになって圧倒的に優位だったはずなのも一瞬のことで、身体をねじられ脱出されたと思った時に男はもう富入に捕縛されていた。
「つかまえたわよ。ダメじゃない、相手を捉えておくんならもっとシッカリ力を入れておかないと、こうやって簡単に逃げられちゃうのよ。さぁ、形勢逆転ね。これで、どうやってグチャグチャにするのかしら?」
しまったと思った時には、全てが水泡に帰していた。
もうダメだ、この状態を覆せるほど自分の能力は高くない。
床に顔を伏せられ、捉えられた腕はミシミシと音をたてている。その気になれば簡単に折られてしまうのだろう。
万事休すと諦め力を抜けば、富入はそのまま男の頭を強引に自分へと寄せる。海老反りになって呼吸も苦しくなる男に、富入の笑う吐息がかかった。
「もう、ダメじゃないこの程度で諦めちゃ、私が欲しいんでしょ。もっと必死におねだりしなさいよ」
「富入さん……」
このまま醜態を晒すくらいなら、いっそ。
「殺してください。俺を、アナタの手で……もう、俺は死んだも同然だ。だから……」
いっそ愛しいと思った男に殺されたい。そう願うのだが、富入は男の懇願を鼻で笑うだけだった。
「バカ言わないでよ。アナタを殺して犯罪者になんかなりたくないわ。でも……私をイジめてくれた上、大事なスーツを破ったお仕置きはさせてもらうわよ。その身体でたーっぷり後悔することね」
ねじり上げた腕が解き放たれ痛みが緩んだと思ったのも一瞬、男は富入に蹴飛ばされ仰向けにさせられると、富入は馬乗りになる。
今さっきまで自分のしていた体勢と真逆の状態で富入を見上げれば、富入は長くやけに赤く見える舌で自らの唇を舐めていた。
「……若くてイキのいい身体、たーっぷりと楽しませてもらうわよ。先に言っておくけど、私はシツコイから覚悟することね」
フロアにある秒針の音がやけに響く。
ブラインドの閉ざされた室内は、1秒がやけに長く感じられた。
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