インターネット字書きマンの落書き帳
だっておはなしがハッピーを生むのだから(タコピー二次創作)
「タコピーの原罪」が最終回を迎えたので、ファン創作をしました。
結婚して間もなく赤ちゃんが生まれるという雲母坂まりなの家に、シングルマザーで子どもを育てている久世しずかが子どもとともに遊びに来る話です。
雲母坂まりなは、お世辞にも夫に恵まれているとはいい難い結婚生活を送ってます。
久世しずかは妊娠中に恋人が逃げ出してしまったので一人で子どもを育てています。
恵まれているとは言いがたい家庭を作ってしまったのかもしれません。
二人が、それでも代わり映えのしない世界を歩いて行く。
大人になって、子どもにもまた大人になることを願う。
そんな、話です。
結婚して間もなく赤ちゃんが生まれるという雲母坂まりなの家に、シングルマザーで子どもを育てている久世しずかが子どもとともに遊びに来る話です。
雲母坂まりなは、お世辞にも夫に恵まれているとはいい難い結婚生活を送ってます。
久世しずかは妊娠中に恋人が逃げ出してしまったので一人で子どもを育てています。
恵まれているとは言いがたい家庭を作ってしまったのかもしれません。
二人が、それでも代わり映えのしない世界を歩いて行く。
大人になって、子どもにもまた大人になることを願う。
そんな、話です。
「タコピーの原罪~そしてその死から来る報酬」
すっかり大きくなった腹を撫でている時だけ、かつて雲母坂まりなと呼ばれた少女は笑顔になることが出来ていた。
開け放たれた窓からは桜の花が舞い散る様子が見える。
賃貸マンションの7階は見晴らしと防犯には良かったが夫婦でも手狭になってきた。エレベーターは妊婦のまりなには狭すぎるしゴミの分別にはやたらと厳しいのにも辟易している。
2LDKとはいえファミリー向けとはいえない広さであり周囲の住人は子育てが終わった老夫婦か当分子育てが先の家族。あとは少し余裕のある単身者が多い。
ここで子育てを始めればやれ夜泣きがうるさいだの足音が賑やかだといった嫌味を言われるのは目見えていた。
子供が産まれたら引っ越しを考えなければいけないだろうが、夫婦共働きでもなかなか資金は貯まらない。
おまけにまりなが妊娠してから彼女の夫は子供返りするような様子を見せ始め、甘えたり怒ったり必要以上にワガママになったりとその所作はまるでおなかの子に嫉妬しているようだった。
出産費用は充分に貯金しておいたまりなの通帳から出せば余裕はあるだろうが、それでもまりなの婚前貯金にはあまり手をつけたくはない。もしもという時に自分の自由になる金が必要であることは父を失って容易に資金繰りに困ってしまった母を見て実感していたから、それを考えるとあるがあまり長い育児休暇をとれるほどの余裕はないだろう。
夫の稼ぎも未だコロナ禍の影響がある業界のため安定はしてない。だがまりなが働きに出たとしても正社員登用は難しいのは理解していた。育児の時間をとるためにもある程度自由のきくパートの方が得策だろう。生まれてくる子どもに寂しい思いはさせたくないが仕方ない。
働いても働いても出費がかさむ事も多く貯金する余裕は未だになかった。
この危機的状況を夫婦ともども理解していたのならまりなの心は幾分か軽くなっていただろう。だが彼女の夫はお世辞にも協力的な夫とはいえなかった。
結婚してからも独身の頃と同じような金の使い方をする夫は外面ばかり良く急に会社の同僚や後輩を家に呼んだりもする。未だ趣味でやってるフットサルを辞めずスパイクやらジャージやらやたらと高いものばかり買う癖にまりなに対しては浪費を控えろ、節約しろ、我慢しろとやたら注文をつけるのだ。
「まったく、あいつホントムカつく……父親になれば少しは変わってくれるのかな」
夫の悪いところを考えれば海辺の砂粒ほど沢山上げられる。しかもその嫌なところは恋している頃のまりなにとって良い所に見えた場所だから腹立たしい。
派手な外見のわりに内気で奥手なまりなと比べて友達が多くスポーツなどを通じた仲間も多い夫は自分にはない沢山の交友をもっているように思え、それが魅力的に思えたのだ。今となっては大人になっても友達ゴッコが一番大事な子どもじみた性格にしか思えないのだが。
これから先子どもを育てるのだからせめて友達ゴッコをもう少し控えて欲しい。家にいる時間を増やしてまりなの手伝いをしてほしい。もっと節約した生活を送って欲しい。
考えれば考えるほど憂鬱なことばかりだったが、鬱屈した気持ちは臨月を迎えた体に触れる事で随分と薄らいだ。
まりなの両親は長らく別居状態が続いている。
娘のまりなから見ても夫婦間の愛情など冷め切っており再構築は難しいのは明らかであったが未だ離婚に至っていないのは、まりなの母が未だ過去にあった幸せな家族を取り戻せると心の底から信じ切っているからであろう。
それは呪いだ。呪縛といっていい。
失ったものなど取り戻せない。取り戻せたとしても以前と全く同じものにはならないというのに、まりなの母はそれを信じているのだ。
あるいはそれにすがる事でしか心が保てなかったのかもしれないが。
そんな有様だったため、まりなの父はまりなの結婚式にも来なかった。父は母と別居してからも特に再婚をする気配のない父だが今更母と再構築するつもりはないのだろう。そもそも母に会いたくなもないのかもしれない。
浮気相手であった女性と結婚しなかったのは、元々浮気相手は本気ではなかったからだろう。父の浮気相手は夜の商売をしており商売相手として、まりなの父はあくまで客の一人にすぎなかったのだろうから。
母は愚かな女だと思うが、父だって大差ない。
商売女にのぼせ上げて家庭を捨てた結果相手の女に容易く捨てられた父を追い求める母というのも割れ鍋に綴じ蓋のような関係なのだろう。
そんな両親を見てきたからまりなは自分が親になろうとは思っていなかった。
子供を愛せる自信はなかったし、自分の親がそうだったように愛が壊れた家庭が壊れた時いちばんの犠牲になるのが子供だと思うと産まれてくる子供に悪いと思っていたからだ。
幼い頃仲の良かった両親でさえ亀裂が入ると憎しみ会うのを目の当たりにした絶望も多少はあっただろう。
それでもまりなが結婚に踏み切ったのは、今の夫が彼女の家庭環境を受け入れそれでも愛してくれると誓ってくれたからだ。
友人が多く三流ではない大学へ通っていた彼の知性と社交性はまりなにはまぶしく見えたし信じるに値する誠実な相手にも思えた。
だがいざ結婚してみると夫が覚悟をもって結婚したのではなくただ単純にまりなの境遇を軽んじて理解していただけだというのにはすぐに気がついた。
子供を支配するような親などいるはずがない。
そもそも子供は親の言う事を聞くべきだし、親を大事にするのは当然。
家族が仲が良くて当然だから家族はわかり合える。
まりなの夫は中流かそれより少し上の良くいえが家族仲が円滑な家の子どもであった。
平和的な理想論を信じる夫は家族を大事にしたが、まりなの夫にとっての家族は自分を育ててくれた家族。つまり「自分の両親」であり嫁であるまりなは付属品のような存在にしか捉えていないようなところは見えていた。
ようは親離れできてない男。マザコンなのだ。
彼がまりなを選んだ理由も、顔やスタイルが好みだったことや強気に見えてあまり逆らわないこと。顔に傷がある負い目をもった女なら自由に出来るだろうという目論見からだったのも今ならわかる。顔に傷があるかわいそうな嫁を守ってやる僕という世界にどこか陶酔している風にも思えたからだ。
それでもまりながすぐに夫と別れなかったのは父親になれば変わるかもしれないなどという淡い期待があったからだろう。もちろん、好きだという気持ちが捨てきれないというのもある。
だから子どものために家庭ほころばないよういろいろな事を我慢してきた。
しかし今の夫は生まれてくる赤ん坊に嫉妬でもするかのように子ども返りしているのだ。あの様子だと夫が変わる事はないだろう。きっと夫にとってまりなもこれから産まれてくる子供も両親と自分の付属品くらいでしかないのだ。
「あーあ、失敗したなー。結局私もあのクソ親と同じで、見る目なかったのかも」
独りごちるまりなの腹が内側から蹴飛ばされる。生きている。動いている。胎動を感じると、まりなは幸福を覚えた。
自分は結婚に失敗してるかもしれない。 だがこの子は幸せにしてあげたい。
独りよがりにならずこの子の話すコトをいっぱい聞いてあげたいし、この子に色々な話をしてあげたい。
『おはなしがハッピーを生むッピ』
ふと、どこからかそんな声が聞こえる気がした。
いつも時々どこかで聞こえてくることば。いつもまりなを見ていてくれる、寄り添ってくる何かの気配だ。
それが何なのかまりなはすっかり忘れてしまっている。
イマジナリーフレンドというものがあり子どもの頃、自分の心にだけ存在が困った時や寂しい時など自分に寄り添ってくれるらしい。その存在は大人になると消えてしまい名前も姿も思い出せないがまりなのイマジナリーフレンドは語尾が「っピ」で役に立たずおしゃべりなくせに頭が悪い、だけどずっと付いてくるような存在だったのかもしれない。
「お話かー。旦那とは足りてなかったかもなー。あは、私も悪いか」
まりなは背伸びをする。窮屈になった腹は程遠くない日に生まれてくる子供の温もりが伝わる気がした。
そうしてぼんやり過ごしていると、不意に呼び鈴が鳴り響く。 重くなった腹をぶつけないように注意しながら歩き何とか玄関を開ければ小学校からの腐れ縁である久世しずかが顔を覗かせた。
しずかの手には小さなこどもの手が握られている。
久世しずかはまりなより数年早く出産し子どもをもうけていたが、今は一人で子育てをしているいわゆるシングルマザーだ。というのも妊娠してすぐに恋人が行方をくらませた挙げ句にしずかの子は自分の子ではないとごね始めとうとう自分の子を認知しようとしなかったからだ。
しずかはそんな恋人には早々に見切りをつけ自分一人で子どもを育てるという道を選んだ。妊婦を放っておいた挙げ句自分の子じゃない等と言い出す男と一緒に居てもろくな事にならないのは火を見るより明らかだ。だからまりなはしずかのその選択は間違っていないと思っていた。
だがしずかは決して要領の良い方でもなければ頭の良い方でもない。子どもをつれたシングルマザーというだけでも世間の風は冷たいというのに手際も悪ければ愛想もない久世しずかの生活はとても裕福とは言えないものだった。
彼女がその美貌からいらぬトラブルを招きやすいのも災いした。
就職先では社員の男性に言い寄られる事が多くその姿を見て嫉妬するものも少なくはない。彼女が子どもを何より優先しどんな相手に対してもなびく事がないというのもまた周囲の嫉妬をより駆り立てた。
言い寄った男たちはふられたばつの悪さからしずかを冷たくあしらい、恋愛が世界の全てといった輩からは嫉妬を抱かれる彼女は会社で孤立しがちだったのだ。
最も彼女はそれを気にしておらず手際が悪いながらも自分の仕事に没頭している。
会社では孤立しがちとはいえ少なからずしずかのように内気で強く言えないながら目の前の仕事を懸命にこなす人柄に共感する社員もおりそういった人たちとは上手くやれているのと、家に帰れば最愛にこどもが待っていてくれるのが彼女の原動力全てとなっているようだった。
苦労するだろうと思っていたしその苦労は予想以上だった。
だがそれでもまりなには久世しずかが幸せに見えていた。
「まりなちゃん、こんにちはだっピー」
元気に挨拶するしずかの子どもは妙な口癖で挨拶をする。
その表情は生き生きしており一切の暗さはなく、その点でいつも影を背負ったようなしずかの子とは思えないほど明朗だったろう。
母であるしずかがよほど好きなのか、握った手を離そうとはしない。
「もう。またへんなしゃべり方してる……まりなさん、でしょ。ごめんねまりなちゃん、何かずっとうちの子ってこうで……」
しずかは申し訳なさそうに頭を下げていたが、こどもに向ける眼差しは慈愛に満ちていた。
まりなはしずかと長い付き合いだが彼女がこんなにも慈しみの目を向けるのを見たのは始めてだ。
それまで愛犬のチャッピーにしか心を開いていなかったしずか。愛犬のチャッピーを失ってから散々泣いておちこんだしずか。
彼女はいまチャッピーが向けてくれた無償の愛からくる眼差しを実子へと向けていた。
「いいのよ、それよりあがって。お茶くらい出すから……」
「ダメだよまりなちゃん、無理しないで。お茶は私がいれるから……ルイボスティーでいいよね」
「うえー、もうそれ飽き飽き。紅茶にしよ。少しくらい大丈夫でしょ」
「もー、仕方ないなぁ……」
しずかは特にその提案を拒否する様子もなく暖かな紅茶をいれる。臨月となった今、あまり食事の禁忌を気にするとストレスでかえって具合が悪くなるのを心配してだろう。その合間にまりなはもらいものの高級クッキーを並る。その横で、しずかの子どもは並べた先からクッキーを口に頬張っていた。
「どう、まりなちゃん。おなか……大丈夫?」
「正直こんなにキツいと思ってなかったけど、まー順調なんじゃない? 旦那は相変わらずお花畑だけど、バッキバキにやっつけて教育しなおしてやるんだから」
クッキーを口にし、まりなは息巻く。濃厚なバターの味と香りと久しぶりに会う親友しずかとの会話がいつもよりまりなを強気にさせていた。
「うちの親みたいなクソ親にはゼッタイなりたくないから。赤ちゃん産まれてもごみくそだったらあいつをポイだわ」
「ぽいだっピー」
まりなの言葉を真似するように、しずかの子どもは元気に手を上げながら言う。
相変わらず奇妙な口癖だと思うし何故かその言葉を聞くと苛立つこともあるが苛立ち以上に安堵する気持ちを抱くのも確かだった。
「うん、ぽいだね。これ、ごみだからごみばこにぽいしてきてくれる?」
「わかった、まま! ぽいしてくるっピー」
クッキーの包みを渡すと、しずかの子どもはゴミ箱へそれを捨てに行く。
「……捨てちゃうのは簡単。だけど、一人だとやっぱり大変だからね」
そんな子どもの背を見送り、しずかは一度ため息をついた。相変わらず女性から見てもぞくりとする程の美貌だ。
「わかってるって。ちゃんと考えてるわよ、あんたと違うんだから」
まりなは大仰な仕草でそう言うと、しずかの子どもを見た。しずかの子どもはしずかの膝に座ると今はクッキーに夢中になっている。
「ねぇ。やっぱりさ、自分のこどもって……大変?」
母親になる覚悟がない訳ではない。だがまりなは、親になる事がまだ少し恐ろしかった。
それは仲が良かった両親も浮気で関係が壊れてしまったのを目の当たりにしたことや自分自身が子どもの頃にちゃんと愛された記憶のない事実もあったろう。 同じような境遇で、今は母親であるしずかはどう思っているのか。彼女の本音を聞けば幾分か心が軽くなるのではないか。
その質問にしずかは少し首をかしげてみせた。
「うーん。そうだね……楽じゃない。けど……」
そこでしずかは我が子を抱きしめる。
「だけど、世界一かわいい。世界一しあわせ。私を、幸せにしてくれるから私もこの子を幸せにしたいの」
その目は慈愛にあふれていた。嘘偽りなく、彼女は我が子を愛しているのだろう。
誰よりも、何よりも。
「私だから、この子にしてあげられることいっぱいしてあげたい。この子が笑えるようにしてあげたい。辛い時寂しいとき、傍にいてあげたい。いっぱいお話して、お話聞いてあげたい。この子がじぶんの人生で、本当にほしいものが見つかってほしい。いっぱい、いっぱいしてほしいこと。幸せになってほしい思いがあるの。それが、そう思えることそのものが、私すごく幸せ」
久世しずかは昔からあまり頭の良くないから、嘘はつかないだろう。嘘をつくくらいなら黙りこくって全部自分の胸にしまい込むタイプだ。
だからこの言葉には一片の偽りもなく、本心からそう思っているのだ。
そしてその思いは、まりなにとっても懐かしく温かい思いだった。
「あんまり子どもに期待しすぎるのも重いって感じするけど」
「あ、私クッキーもういっこ食べたい」
「おい、話聞けよ。クッキー今出すからほら……」
しずかが今に至るまで簡単な道ではなかったが、これからも彼女はきっと苦労するだろう。おおよそ社交的でもなく器用でもない、要領よく生きられない。どちらかと言えば手際の悪い性格だし誤解されやすい性格だからだ。
だが彼女はいま、迷うことなく幸福だと言う。そして何をもってしても幸福にしたい存在があるという。
「ありがと、まりなちゃん。きっと、まりなちゃんのおかげで私、いま幸せ」
目を細めて笑う彼女は相変わらず女性のまりなから見ても美しい。
思わぬ言葉と笑顔を前にまりなは僅かに狼狽えた。
「な、なに言ってんのいまさら。私だってしずかがいてくれて助かってるし」
「うん、だからね。私まりなちゃんが何しても、ずーっとまりなちゃんの味方だよ」
先にも言ったがしずかは嘘がつける性格ではない。つまりこの言葉も本心だ。彼女はずっとまりなの心に寄り添ってくれるのだろう。
まりなも彼女と同じように不器用で社交的でもなく苦労しがちで要領の悪いところがある。そんなまりなの話を聞き、わかる事もわからないコトもいっぱい話を聞いて、色々な話をしてくれるのだろう。
それは役に立つことばかりじゃないが、それでもきっと二人は語り続けるのだ。
おはなしすることが、ハッピーを生むのだから。
「ふふ、さっき私あんたと違うしって言ったけど。あんたみたいな母親になれたらいいかも」
「まりなちゃん、このチョコ味のクッキーも食べていい?」
「おい、聞いてろよ!」
「ままー、ちゃんとお話聞くっピよ」
会話を遮るようにしずかの子どもが勢いよく手を上げる。
その姿を見てまりなとしずかは顔を見合わせ笑い出した。
銀河系第三惑星〝地球〟
そこは良いことばかりある場所ではない。
幸せになる人もいれば不幸になる人もいる。
どれだけ努力しても報われない人もいる。一生懸命に生きてもどうにもならない事もある。孤独になる時もある。苦境にあう時もある。思い通りにならない事ばかりで悪い事ばかりおこる事もままあるだろう。
だけどそんな時でも、誰かと話をすることで幸せがひとかけら生まれることもある。
ろくでもない場所でもその程度の慈悲はある世界だから、沢山の不安はあるが無様でもみんなと向き合い話をしていこう。わからない事、知らない方が良かった事、語り合うのが恐ろしい事。そういうこともあるだろうが、まりなはそれでも語り合おうと思う。
そう、おはなしがハッピーを生むのだから。
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