インターネット字書きマンの落書き帳
傍に居るのが当たり前になっている新堂と荒井(BL)
平和な世界線で普通に付き合っている新堂×荒井の話を真っ白なキャンバスに向かって延々とつぶやき続ける人です。(挨拶)
新堂×荒井の話を延々と呟く人なので……呟きますよ!
呟きますとも!
今日は食堂でなんとなくイチャイチャする新堂と荒井の話と……。
荒井の部屋でくつろいでる新堂が荒井にかかってきた電話を勝手にとっちゃうような話を書きました。
わりと定番ネタだけど「かきてぇなぁ……新堂×荒井で描きてぇ……」という気持ちが勝ったので描きます!
普段はわりとメモ帳にかいた話を修正しながらブログ用にupするんですが、今回はしゃらくせぇ!
という気持ちを抱きながらブログに直接入力してます。
だからどうした、って?
普段より誤字脱字余計なオッペケペーが増えるってことだよすまんな!
新堂×荒井の話を延々と呟く人なので……呟きますよ!
呟きますとも!
今日は食堂でなんとなくイチャイチャする新堂と荒井の話と……。
荒井の部屋でくつろいでる新堂が荒井にかかってきた電話を勝手にとっちゃうような話を書きました。
わりと定番ネタだけど「かきてぇなぁ……新堂×荒井で描きてぇ……」という気持ちが勝ったので描きます!
普段はわりとメモ帳にかいた話を修正しながらブログ用にupするんですが、今回はしゃらくせぇ!
という気持ちを抱きながらブログに直接入力してます。
だからどうした、って?
普段より誤字脱字余計なオッペケペーが増えるってことだよすまんな!
『食堂のふたり』
生徒の数がやたらと多い鳴神学園でも学食は一つしかなく、学年が違う生徒たちでも比較的に顔を会わせる機会が多い場所である。
学年が違う新堂と荒井がたまたま隣に座っていたとしても特に誰も気にしないのだろう。たとえ、それが毎週の恒例になっていたとしてもだ。
「新堂さん、頬に食べかすがついてますよ」
何事にも粗忽なところのある新堂は食べる時も落ち着きがなく口元や服に食べかすをこぼす事が多い。だから食べ終わる頃になると荒井が軽くゴミを払ったりしているのだ。
今日も頬に食べかすをつけたまま食事を終えようとする新堂へ声をかければ、首を傾げながら口の周りを拭う。見当外れの場所を拭くばかりの彼を見て、荒井は僅かに苛立った。
「そっちじゃないです、コッチです。こっち」
荒井はそう言いながら、自分の左頬を軽く叩く。直接新堂の頬を拭った方が早いのは分かっていたが人前で彼の頬に触れるのはまだ躊躇いがあった。
だが新堂は首を傾げながら荒井の頬を拭って見せた。
「どうして僕の頬を拭うんですか。僕の頬に何もついてないのは貴方から見てわかるでしょう。それとも、僕の頬に何かついてましたか?」
口をとがらせ抗議をすれば、新堂はさもおかしいといった様子で笑う。
「いや、別に。オマエがそうやって怒る顔が面白ェからつい、な。それよりまだ俺の顔についてるか? なら直接とってくれよ、な。いいだろ、俺だって甘えたい年頃なんだよ」
そして顔を近づけるものだから断る事も出来ず、荒井は丁重にハンカチで口元を拭ってやるのだ。
「はは、ありがとな」
「いえ、どういたしまして……」
笑顔を向ける新堂を前に、荒井は自然と目をそらす。
周囲で誰か知り合いが見ているのではないか。知り合いではない相手でも、誰かが見たらどう思うのだろう。焦れるような思いを胸に秘め、しっかりとハンカチを握りしめていた。
『電話』
荒井のスマホが鳴るのを見るとすぐに新堂がそれを手にとった。
「おう、荒井のスマホだぜ。荒井ならいま、ゲームやって手が離せないけど何だよ」
まるで当然のように電話に出る新堂を呆れながら眺める。
確かに今遊んでいるゲームはリアルタイム進行で一段落するまで止める事は出来ないが、中断機能はついていて電話に出られないほど忙しいゲームではない。
それに、荒井のスマホに電話をかけたのに新堂が出たら相手も驚くだろう。
「あぁ、そうか。わかった、了解。じゃあな」
僅かに言葉を交わすと新堂はすぐに電話を切る。
「誰からですか」
「日野から。運動部の特集するから明日、ボクシング部にも行きたいんで気にしておいてくれって」
「それって新堂さんの用事じゃないですか。どうして新堂さんの用が僕のスマホにかかってくるんですか」
新堂は軽く首を傾げると、自分の鞄からスマホを取りだした。
「あぁ、オレのスマホ充電切れてた。たぶん何度かけても繋がらないからオマエの所にかけたんじゃ無ェのか」
「何ですかそれ、まるで僕の所にいるのが当たり前になってるみたいじゃぁないですか……」
実際、その通りだ。最近は新堂が荒井の家にいるのが当たり前になっている。
日野はそれを知っているから荒井のスマホに電話をかけてきたのだろう。今は日野くらいしか知らないだろうが、朝比奈や坂上といった他の新聞部員たちもその認識が伝わったのなら少しばかり恥ずかしい。
「なぁ、荒井。スマホの充電してもいいか?」
「いいですよ。他に用があるひとから僕のスマホに電話がくるのも迷惑ですので」
とはいえ、新堂と共に過ごす時間が増えれば周囲に知られるのも時間の問題だろう。
気恥ずかしく思えるのはきっと今だけだ。
くすぐったい思いを抱きながら、荒井は密かに願っていた。この気持ちが遠い未来に懐かし記憶になる、それくらい長い時を共に過ごせることを。
生徒の数がやたらと多い鳴神学園でも学食は一つしかなく、学年が違う生徒たちでも比較的に顔を会わせる機会が多い場所である。
学年が違う新堂と荒井がたまたま隣に座っていたとしても特に誰も気にしないのだろう。たとえ、それが毎週の恒例になっていたとしてもだ。
「新堂さん、頬に食べかすがついてますよ」
何事にも粗忽なところのある新堂は食べる時も落ち着きがなく口元や服に食べかすをこぼす事が多い。だから食べ終わる頃になると荒井が軽くゴミを払ったりしているのだ。
今日も頬に食べかすをつけたまま食事を終えようとする新堂へ声をかければ、首を傾げながら口の周りを拭う。見当外れの場所を拭くばかりの彼を見て、荒井は僅かに苛立った。
「そっちじゃないです、コッチです。こっち」
荒井はそう言いながら、自分の左頬を軽く叩く。直接新堂の頬を拭った方が早いのは分かっていたが人前で彼の頬に触れるのはまだ躊躇いがあった。
だが新堂は首を傾げながら荒井の頬を拭って見せた。
「どうして僕の頬を拭うんですか。僕の頬に何もついてないのは貴方から見てわかるでしょう。それとも、僕の頬に何かついてましたか?」
口をとがらせ抗議をすれば、新堂はさもおかしいといった様子で笑う。
「いや、別に。オマエがそうやって怒る顔が面白ェからつい、な。それよりまだ俺の顔についてるか? なら直接とってくれよ、な。いいだろ、俺だって甘えたい年頃なんだよ」
そして顔を近づけるものだから断る事も出来ず、荒井は丁重にハンカチで口元を拭ってやるのだ。
「はは、ありがとな」
「いえ、どういたしまして……」
笑顔を向ける新堂を前に、荒井は自然と目をそらす。
周囲で誰か知り合いが見ているのではないか。知り合いではない相手でも、誰かが見たらどう思うのだろう。焦れるような思いを胸に秘め、しっかりとハンカチを握りしめていた。
『電話』
荒井のスマホが鳴るのを見るとすぐに新堂がそれを手にとった。
「おう、荒井のスマホだぜ。荒井ならいま、ゲームやって手が離せないけど何だよ」
まるで当然のように電話に出る新堂を呆れながら眺める。
確かに今遊んでいるゲームはリアルタイム進行で一段落するまで止める事は出来ないが、中断機能はついていて電話に出られないほど忙しいゲームではない。
それに、荒井のスマホに電話をかけたのに新堂が出たら相手も驚くだろう。
「あぁ、そうか。わかった、了解。じゃあな」
僅かに言葉を交わすと新堂はすぐに電話を切る。
「誰からですか」
「日野から。運動部の特集するから明日、ボクシング部にも行きたいんで気にしておいてくれって」
「それって新堂さんの用事じゃないですか。どうして新堂さんの用が僕のスマホにかかってくるんですか」
新堂は軽く首を傾げると、自分の鞄からスマホを取りだした。
「あぁ、オレのスマホ充電切れてた。たぶん何度かけても繋がらないからオマエの所にかけたんじゃ無ェのか」
「何ですかそれ、まるで僕の所にいるのが当たり前になってるみたいじゃぁないですか……」
実際、その通りだ。最近は新堂が荒井の家にいるのが当たり前になっている。
日野はそれを知っているから荒井のスマホに電話をかけてきたのだろう。今は日野くらいしか知らないだろうが、朝比奈や坂上といった他の新聞部員たちもその認識が伝わったのなら少しばかり恥ずかしい。
「なぁ、荒井。スマホの充電してもいいか?」
「いいですよ。他に用があるひとから僕のスマホに電話がくるのも迷惑ですので」
とはいえ、新堂と共に過ごす時間が増えれば周囲に知られるのも時間の問題だろう。
気恥ずかしく思えるのはきっと今だけだ。
くすぐったい思いを抱きながら、荒井は密かに願っていた。この気持ちが遠い未来に懐かし記憶になる、それくらい長い時を共に過ごせることを。
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