インターネット字書きマンの落書き帳
石動とアントニオを外から観測したい俺の話です
石動の探偵事務所、その近所にある中華料理店の息子になりてぇな~。
よし、なろう!
というなろう系が発生したので……アタイ、なるわ!
石動探偵事務所の近所にある中華料理店の息子にッ……。
そんな思いで書きました。
石動のところに出前に行く一般モブの俺くんの話です。
書きたいものを書いてると、令和で石動戯作の二次創作をする!
実質アントニオの二次創作を……する!
よし、なろう!
というなろう系が発生したので……アタイ、なるわ!
石動探偵事務所の近所にある中華料理店の息子にッ……。
そんな思いで書きました。
石動のところに出前に行く一般モブの俺くんの話です。
書きたいものを書いてると、令和で石動戯作の二次創作をする!
実質アントニオの二次創作を……する!
『誰が作った黄金チャーハン』
パチンコ屋が入った雑居ビルの狭い階段を登り、消費者金融や反社会的勢力の事務所を通り過ぎると男はようやくおかもちを下ろし一息ついてからドアを開けた。
「おい、石動! ウチは出前やってないって言ってるだろ!? お前が出前を頼むと運ぶのが全部俺の仕事になるんだからな!」
男は有限会社ダム・オックス……石動戯作の探偵事務所から比較的近い場所にある中華料理店まんだら軒店長の息子である。
石動が店長のちょっとした悩みを解決した事に深く感謝され、万年金欠病の石動にとって唯一、ツケで食事を食べさせてくれるのがこの店でもあった。
最初はツケ払いを遠慮していた石動だったが、店長が快く食事を作ってくれる事や激しくツケの取り立てをしない事に甘え、厚かましくも今は月に二、三度はツケ払いで食事をするようになっていた。しかも現在のところツケは膨らむばかりでまともに払っていない。そんな石動にもツケておいてと人前で言うのは恥ずかしいようで、店と家が近いのもあって最近では専ら、事務所まで出前に来てもらう事が多くなっていたのだ。
とはいえ、まんだら軒では出前をやってはいない。この店は住居兼店舗という奴で家賃の心配をしなくて良いため地元の人間や金のない学生などを相手に安くても量が多い食事を提供するだけでも充分やっていけたから、わざわざ人員を雇って出前をしようとまで思っていなかったようだ。 それでも近い家からは時々、家までもってきてほしいと頼まれる時はあるようで、そんな時は店主の息子がおかもち片手に届けているようだが、流石に雑居ビルの最上階にある石動事務所まで頻繁に呼び出されるのは億劫なのだ。石動が滅多に金を払わないなら尚更である。
だから扉を開きすぐ憂さを晴らすように罵声を浴びせたのだが、その日男がドアを開けた時はすでに石動の姿はなかった。
「あれ、石動いないのかよ。ジュースでも買いに行ったのか」
雑然とした事務所の混沌としたデスクの上に辛うじてスペースを確保するとおかもちからラーメンを取り出す。
その様子に気付いたのか、ハンモックで揺れていたアントニオがひらりと身を翻し事務所へ降りてきた。
アントニオはこの怠惰と不摂生をかき集めた探偵事務所に住み込みで働いているバイトだと石動は言っていたが、いつ来ても閑古鳥が鳴いているこの事務所では助手を雇う余裕なんてとても無さそうに見える。果たしてアントニオは給料をちゃんと貰っているのだろうか。
疑問には思うが、アントニオは石動と比べていつでもこざっぱりしているし、安物でも見た目がだらしなかった事はない。定期的に銭湯にも出かけているようだから、石動と並んでいる時はどちらが探偵なのかわからないほどだった。これは、石動が厚ぼったい眼鏡をかけた小柄な男であり服装に対してひどく無頓着で、時々にえらいチグハグな服を着ているというのもあるのだろう。
アントニオは一つ身体を大きく伸ばすと置かれたラーメンを自分の方へと向けた。
「大将なら仕事に出かけましたよ。依頼人から話したい事があるが遠出は出来ないから来てほしいと言われ、呼び出されたようです」
「そっか、じゃぁ久しぶりに依頼が入るかもしれないんだな。これでようやくツケが払ってもらえるって奴だ」
ツケを払ってもらえる、と口にしてはいるが、実際のところ石動から金を貰おうという気は男にはなかった。店長を悩ましていた事件は店を失うか否かといった一大事であり、それを解決してくれた石動には息子である彼も一定の恩義を感じていたからだ。
それに、いつでも腹を空かせている石動がもってきた料理をうまい、うまいと食べる姿を見るのは満更ではない。あくまでツケという言葉は石動を茶化す冗談であり、ツケがある限りは縁が続いているのだという確認のための符丁のようなものなのだ。
アントニオもそれはわかっているのか、石動のいない椅子にこしかけるとラーメンをすすりはじめた。
「さぁ、どうでしょうねぇ。大将は仕事のえり好みが激しいですし、探偵業は冷やかしも多いですから」
「前から思ってたんだけど、石動ってどうして殺人事件に拘るんだろうな。そういうのは警察が捜査するよう奴だろ。常識的に考えて、探偵のところに警察から依頼が来るはずないと思うんだけど。もっと来る依頼バンバン受けていかないと、まーた家賃滞納でやりたくもない地上げ屋みたいな仕事任されるんじゃないか」
「こればっかりは大将の拘りですからねぇ。あたしが何といっても聞かないんで仕方ないでしょう。ま、やりたいようにやらせてあげましょうよ。人生、一度きりですからねぇ」
アントニオは暢気にラーメンを頬張る。石動が事務所を追い出されたら、アントニオだって行き場所が無くなると思うのだが二人して路頭に迷うつもりなんだろうか。
「もし、二人とも食うに困ったらウチでバイトでもするか? アントニオなら本格中華を作れるだろ」
「いやいや、お宅のラーメンはアタシが余計な事しなくても充分に美味しいですよ。日本人の味覚とあたしたちの味覚は違いますから、あたしじゃちゃんと日本好みの味付けは作れませんって。あたしの故郷では、もっと舌が焼けるくらい辛かったり、見た事ないような香辛料をたっぷりぶちまけたりしますからね」
「なるほど、そういうもんか。確かに、向こうで焼き餃子なんて殆ど食べないし、ソース焼きそばなんて発想もないもんな」
「はは、ソース焼きそばはあたしも初めて見た時はビックリしましたよ。いくら焼きそばといっても、こんな焼け焦げた色にしなくたっていいだろうと思ったもんです」
話しているうちにアントニオはラーメンを食べ終え、男へ代金を渡す。住み込みで働いている分、自宅の家賃を気にしなくていいのもあってか事務所にアントニオしかいない時は、大概料金はアントニオが払っていた。
「さんきゅ、アントニオ。別に石動のツケにしてもよかったんだぜ。石動の注文だよな、これ」
「いえいえ、あたしが食べたものですから大将に払わすワケにはいきませんよ……ところで相談なんですが、お宅のキッチンを貸してくれませんかね」
「キッチン? もう飯時は終わったから空いてると思うけど、何でだよ」
「いえね、大将がもし依頼を受けてこなかったら、腹ぺこのまま帰ってくるでしょう? それじゃぁ気の毒ですから、何か作っておこうと思いましてね」
空になった器を返すアントニオに、男は驚いた顔を向けた。
「アントニオって料理出来るんだ」
「えぇ、まぁ人並みには。材料費は払いますんで」
「別にいいって、残り物なら何でも使ってくれれば。じゃ、俺と一緒に店まで行くか?」
「はい、お願いします。あたしは事務所を閉めてから向かいますんで」
「オッケー、じゃぁ先に行ってるから」
幾分か軽くなったおかもちを片手に、男は来た道を戻っていく。階段を降りて賑やかなパチンコ店の音を確かめながら男は振り返った。
「いやぁ、それにしてもアントニオって健気な奴だよなぁ」
そして誰に聞かせるでもなく、そう独りごちるのだった。
※※※
石動が事務所に戻ったのはもうすぐ夕方になろうとしている頃だった。
「ただいま……あぁ、腹が減ったな……」
ドアをあけ真っ直ぐに定位置の椅子へこしかけると、石動はすぐ机に突っ伏す。
その声を聞きながら、アントニオはハンモックに揺られていた。
「どうしたんですか、大将。何も食べて来なかったんです?」
「そうなんだよ。いや、依頼人に呼び出された場所が一丁前なホテルでな、何を見ても高いのなんのって。ぼくの全財産をひっくり返しても食べられないようなものばっかりだったんだよ。依頼人がおごってくれると明言してれば遠慮なく頂いてるんだけど、自腹だったら困るだろう? だから何も頼まないで話を聞いて……はぁ、出前はどうした?」
「大将の頼んだのがラーメンだったんで、延びちゃいけないと思いましてアタシが片付けておきましたよ」
「そうか、捨てるのは勿体ないもんな。でも、もう無いってことか……はぁ……」
普段の石動なら何で食べたんだと文句の一つも言うのだろうが、空腹すぎて怒りを露わにする体力も残ってないのか声に覇気もない。この様子だと依頼も受けてこなかったのだろう。アントニオは慣れた様子でハンモックから降りるとタッパーにつめたチャーハンを差し出した。
「大将、よかったらこれ、どうぞ。出かけているのを知って、いつもの中華屋がチャーハンを融通してくれたんですよ」
「おぉ、あの中華屋が!?」
石動は目を輝かすと、チャーハンを口へかき込んだ。
「うまい! あの店はチャーハンも美味いんだな、ライスは卵にくるまっていてパラパラだし、ネギとチャーシューだけで充分な味が出ている。今度はチャーハンも頼んでみるか。それなら、冷えても大丈夫だしな」
美味しそうにチャーハンを食べる石動を前に、アントニオは少し気恥ずかしそうな顔をする。
そしていそいそとハンモックに戻ると。
「ゆっくり食べてくださいよ、大将」
そうとだけ告げて、ゆらりゆらり揺られるのだった。
パチンコ屋が入った雑居ビルの狭い階段を登り、消費者金融や反社会的勢力の事務所を通り過ぎると男はようやくおかもちを下ろし一息ついてからドアを開けた。
「おい、石動! ウチは出前やってないって言ってるだろ!? お前が出前を頼むと運ぶのが全部俺の仕事になるんだからな!」
男は有限会社ダム・オックス……石動戯作の探偵事務所から比較的近い場所にある中華料理店まんだら軒店長の息子である。
石動が店長のちょっとした悩みを解決した事に深く感謝され、万年金欠病の石動にとって唯一、ツケで食事を食べさせてくれるのがこの店でもあった。
最初はツケ払いを遠慮していた石動だったが、店長が快く食事を作ってくれる事や激しくツケの取り立てをしない事に甘え、厚かましくも今は月に二、三度はツケ払いで食事をするようになっていた。しかも現在のところツケは膨らむばかりでまともに払っていない。そんな石動にもツケておいてと人前で言うのは恥ずかしいようで、店と家が近いのもあって最近では専ら、事務所まで出前に来てもらう事が多くなっていたのだ。
とはいえ、まんだら軒では出前をやってはいない。この店は住居兼店舗という奴で家賃の心配をしなくて良いため地元の人間や金のない学生などを相手に安くても量が多い食事を提供するだけでも充分やっていけたから、わざわざ人員を雇って出前をしようとまで思っていなかったようだ。 それでも近い家からは時々、家までもってきてほしいと頼まれる時はあるようで、そんな時は店主の息子がおかもち片手に届けているようだが、流石に雑居ビルの最上階にある石動事務所まで頻繁に呼び出されるのは億劫なのだ。石動が滅多に金を払わないなら尚更である。
だから扉を開きすぐ憂さを晴らすように罵声を浴びせたのだが、その日男がドアを開けた時はすでに石動の姿はなかった。
「あれ、石動いないのかよ。ジュースでも買いに行ったのか」
雑然とした事務所の混沌としたデスクの上に辛うじてスペースを確保するとおかもちからラーメンを取り出す。
その様子に気付いたのか、ハンモックで揺れていたアントニオがひらりと身を翻し事務所へ降りてきた。
アントニオはこの怠惰と不摂生をかき集めた探偵事務所に住み込みで働いているバイトだと石動は言っていたが、いつ来ても閑古鳥が鳴いているこの事務所では助手を雇う余裕なんてとても無さそうに見える。果たしてアントニオは給料をちゃんと貰っているのだろうか。
疑問には思うが、アントニオは石動と比べていつでもこざっぱりしているし、安物でも見た目がだらしなかった事はない。定期的に銭湯にも出かけているようだから、石動と並んでいる時はどちらが探偵なのかわからないほどだった。これは、石動が厚ぼったい眼鏡をかけた小柄な男であり服装に対してひどく無頓着で、時々にえらいチグハグな服を着ているというのもあるのだろう。
アントニオは一つ身体を大きく伸ばすと置かれたラーメンを自分の方へと向けた。
「大将なら仕事に出かけましたよ。依頼人から話したい事があるが遠出は出来ないから来てほしいと言われ、呼び出されたようです」
「そっか、じゃぁ久しぶりに依頼が入るかもしれないんだな。これでようやくツケが払ってもらえるって奴だ」
ツケを払ってもらえる、と口にしてはいるが、実際のところ石動から金を貰おうという気は男にはなかった。店長を悩ましていた事件は店を失うか否かといった一大事であり、それを解決してくれた石動には息子である彼も一定の恩義を感じていたからだ。
それに、いつでも腹を空かせている石動がもってきた料理をうまい、うまいと食べる姿を見るのは満更ではない。あくまでツケという言葉は石動を茶化す冗談であり、ツケがある限りは縁が続いているのだという確認のための符丁のようなものなのだ。
アントニオもそれはわかっているのか、石動のいない椅子にこしかけるとラーメンをすすりはじめた。
「さぁ、どうでしょうねぇ。大将は仕事のえり好みが激しいですし、探偵業は冷やかしも多いですから」
「前から思ってたんだけど、石動ってどうして殺人事件に拘るんだろうな。そういうのは警察が捜査するよう奴だろ。常識的に考えて、探偵のところに警察から依頼が来るはずないと思うんだけど。もっと来る依頼バンバン受けていかないと、まーた家賃滞納でやりたくもない地上げ屋みたいな仕事任されるんじゃないか」
「こればっかりは大将の拘りですからねぇ。あたしが何といっても聞かないんで仕方ないでしょう。ま、やりたいようにやらせてあげましょうよ。人生、一度きりですからねぇ」
アントニオは暢気にラーメンを頬張る。石動が事務所を追い出されたら、アントニオだって行き場所が無くなると思うのだが二人して路頭に迷うつもりなんだろうか。
「もし、二人とも食うに困ったらウチでバイトでもするか? アントニオなら本格中華を作れるだろ」
「いやいや、お宅のラーメンはアタシが余計な事しなくても充分に美味しいですよ。日本人の味覚とあたしたちの味覚は違いますから、あたしじゃちゃんと日本好みの味付けは作れませんって。あたしの故郷では、もっと舌が焼けるくらい辛かったり、見た事ないような香辛料をたっぷりぶちまけたりしますからね」
「なるほど、そういうもんか。確かに、向こうで焼き餃子なんて殆ど食べないし、ソース焼きそばなんて発想もないもんな」
「はは、ソース焼きそばはあたしも初めて見た時はビックリしましたよ。いくら焼きそばといっても、こんな焼け焦げた色にしなくたっていいだろうと思ったもんです」
話しているうちにアントニオはラーメンを食べ終え、男へ代金を渡す。住み込みで働いている分、自宅の家賃を気にしなくていいのもあってか事務所にアントニオしかいない時は、大概料金はアントニオが払っていた。
「さんきゅ、アントニオ。別に石動のツケにしてもよかったんだぜ。石動の注文だよな、これ」
「いえいえ、あたしが食べたものですから大将に払わすワケにはいきませんよ……ところで相談なんですが、お宅のキッチンを貸してくれませんかね」
「キッチン? もう飯時は終わったから空いてると思うけど、何でだよ」
「いえね、大将がもし依頼を受けてこなかったら、腹ぺこのまま帰ってくるでしょう? それじゃぁ気の毒ですから、何か作っておこうと思いましてね」
空になった器を返すアントニオに、男は驚いた顔を向けた。
「アントニオって料理出来るんだ」
「えぇ、まぁ人並みには。材料費は払いますんで」
「別にいいって、残り物なら何でも使ってくれれば。じゃ、俺と一緒に店まで行くか?」
「はい、お願いします。あたしは事務所を閉めてから向かいますんで」
「オッケー、じゃぁ先に行ってるから」
幾分か軽くなったおかもちを片手に、男は来た道を戻っていく。階段を降りて賑やかなパチンコ店の音を確かめながら男は振り返った。
「いやぁ、それにしてもアントニオって健気な奴だよなぁ」
そして誰に聞かせるでもなく、そう独りごちるのだった。
※※※
石動が事務所に戻ったのはもうすぐ夕方になろうとしている頃だった。
「ただいま……あぁ、腹が減ったな……」
ドアをあけ真っ直ぐに定位置の椅子へこしかけると、石動はすぐ机に突っ伏す。
その声を聞きながら、アントニオはハンモックに揺られていた。
「どうしたんですか、大将。何も食べて来なかったんです?」
「そうなんだよ。いや、依頼人に呼び出された場所が一丁前なホテルでな、何を見ても高いのなんのって。ぼくの全財産をひっくり返しても食べられないようなものばっかりだったんだよ。依頼人がおごってくれると明言してれば遠慮なく頂いてるんだけど、自腹だったら困るだろう? だから何も頼まないで話を聞いて……はぁ、出前はどうした?」
「大将の頼んだのがラーメンだったんで、延びちゃいけないと思いましてアタシが片付けておきましたよ」
「そうか、捨てるのは勿体ないもんな。でも、もう無いってことか……はぁ……」
普段の石動なら何で食べたんだと文句の一つも言うのだろうが、空腹すぎて怒りを露わにする体力も残ってないのか声に覇気もない。この様子だと依頼も受けてこなかったのだろう。アントニオは慣れた様子でハンモックから降りるとタッパーにつめたチャーハンを差し出した。
「大将、よかったらこれ、どうぞ。出かけているのを知って、いつもの中華屋がチャーハンを融通してくれたんですよ」
「おぉ、あの中華屋が!?」
石動は目を輝かすと、チャーハンを口へかき込んだ。
「うまい! あの店はチャーハンも美味いんだな、ライスは卵にくるまっていてパラパラだし、ネギとチャーシューだけで充分な味が出ている。今度はチャーハンも頼んでみるか。それなら、冷えても大丈夫だしな」
美味しそうにチャーハンを食べる石動を前に、アントニオは少し気恥ずかしそうな顔をする。
そしていそいそとハンモックに戻ると。
「ゆっくり食べてくださいよ、大将」
そうとだけ告げて、ゆらりゆらり揺られるのだった。
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