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インターネット字書きマンの落書き帳

   
でっかい男のでかでかの話(えりつつ・BL)
恋人になっている襟尾×津詰の話です。(挨拶)

公式イラストで「襟尾けっこう大きいな! ナニが!」という事が明らかになったので(尻もでかいし景気がいいね!)、「ボス抱いていいですか」って元気にきいてくる襟尾と「いやおまえのデカすぎるだろ」って拒否っちゃうような津詰の話です。

馬鹿馬鹿しいネタでも思いついちゃったから書きましたッ。
ネタは思いついた人が描けって死んだばーさんも言っていたから、そうしようと思います!



『思いやるのも愛のうち』

「お前のが入る訳ねぇだろッ!」

 津詰徹生は悲痛なまでの叫びを上げ頭を抱えた。
 ここは津詰の自宅であり、敷かれた布団の脇には彼の部下であり今は恋人でもある襟尾純がちんまりと座っている。

「何いってるんですかボス、せっかく恋人になれたんですからそういう事があってもいいじゃないですか」

 正座をしながら、襟尾は唇を尖らせる。
 今日は津詰の家に泊まるという話になってから、そういう事になるのは何とはなしに察していたがまさか襟尾が「抱かせてください」と言うとは思っていなかったのだ。

「そりゃぁわかるぜ、お前さんは若いし、体力も有り余ってるだろうからな。だが、俺を下にするってのはどう考えてもおかしいだろうが。おまえ、どれだけ凶暴なナニをもってると思ってんだ」

 津詰は指を突き出し襟尾の股間へ向ける。
 パンツの上からも浮かぶ輪郭からビッグマグナムの重量と質感を想像させるのは容易だろう。それに実際津詰は、一緒に海へ行った時や銭湯に行った時などの着替えで下着ごしではない実物のマグナムを確認している。
 あんなブツ、尻から入れるには少々凶悪すぎるのだ。そもそも尻の穴は出口でビッグマグナムを入れるために存在しないのだから。

「そんなに怯えないでくださいよ、どんな凶悪事件にもひるんだ事がないボスらしくもない」
「凶悪事件は怖くねぇが凶暴な股間を目の前にして飲み込めって言われたりゃそりゃ俺でも怖ェよ!」
「思い出が美化されているだけで実際はたいした事ないかもしれないですよ」
「どうして俺がお前のチンポを美化して覚えてなきゃいけねぇんだよっ、クソッ……」

 だが、ひょっとしたら記憶違いかもしれない。一縷の望みをかけて念のため、津詰は襟尾のパンツをずらし中に秘めたるイツモツを確認した。

「……臨戦態勢でますますデカくなってるじゃねぇか、美化されてねぇよ俺の思い出! いたって現実をいつだって見据えてるよ!」

 そして思わず絶叫する。
 すっかりゴキゲンになった襟尾のペニスはいつもより上向き、元よりビッグマグナムがバズーカーくらいの雄々しさをもって反り立っていた。

「いや、エグいだろそれは。無理だろ。もはやチンポというより凶器だぞ……それがナイフだったら銃刀法違反が適用されるの間違いなしじゃ無ェかよ……」

 頭を抱え顔をおさえる。まさか齢50をすぎて自分の尻に新たな刺激を与えなければいけない命運がまっていようとは思ってもいなかったのだ。しかもサイズは銃刀法違反クラスである。
 そんな津詰を見て、さしもの襟尾も気の毒に思ったのだろう。彼の隣に座り直すと心配そうに顔をのぞき込んできた。

「大丈夫ですかボス。あの、別に俺が抱かれる側でもいいんですけど……ボス、俺で勃ちますか」

 それを指摘されると弱い。
 津詰にとって襟尾は信頼できる可愛い部下ではあるし、キスをするのもふれ合うのも心地よい関係ではあるのだが顔も身体も雄々しい襟尾でエレクトするかといわれるとまだその領域に達していないのは事実だった。
 逆に襟尾はキスされるだけでもいたく興奮するようで、抱いてくれなきゃ収まらないというところをいつも手や口で何とか静めているというのが現状でもある。

「ボスがオレを抱くっていうならオレ、頑張って勃起させますけど……」

 きっと襟尾は口や手をつかって懸命に奉仕をしてくれるのだろう。
 あるいはそんな顔をする襟尾を前にすれば津詰の久しく鞘を抜かずにいた野太刀も反り立つのかもしれないが、サービスされて何ら微動だにしなかったら流石に襟尾に申し訳ない。
 それに、自分が抱く側になるということは襟尾が自分の古強者を身体に飲み込むということだ。
 自慢ではないが津詰のナニもなかなかに立派であり、それだけ襟尾に負担をかけるという事は明白だろう。 津詰はしばし思案のあと、深く大きなため息をついた。

「……クソ、歳だからな。無茶させんじゃねぇぞ」
「いいんですかボス!?」
「男に二言は無ェ、抱け。そのかわりいたわれよ、お前みたいに若く無ェんだ」

 最後まで言い終わるより先に、襟尾は「ボス!」と抱きついてくる。
 その頭をくしゃくしゃと撫でながら、津詰は幸福を噛みしめながらも、これから先にある僅かな不安を深く息をつき吐き出すのだった。

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インターネット駄文書き
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ネットの中に浮ぶ脳髄。
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