インターネット字書きマンの落書き帳
そろそろ1年くらいたつ二人(手芝・みゆしば)
平和な世界線で普通に付き合ってる手塚と芝浦の話です。(挨拶)
公式に接点がなかったはずのCP、最初に書いたのが2015年なんですよね。
それからあんな事になるなんて……。
まさか井上御大と同担だなんてと思うと感慨深いです。
……深くねぇから!
今でも狼狽えて冷静でいられてねぇから!
そんな気持ちの乱れとは裏腹に、通常運転していきたいと思います。
公式で何かあっても、実際にこの二人のCPは落ち着いたもんですよ。
まぁ、当然ですよね。(それ以外の部分にインパクトがありすぎんだよ)
公式に接点がなかったはずのCP、最初に書いたのが2015年なんですよね。
それからあんな事になるなんて……。
まさか井上御大と同担だなんてと思うと感慨深いです。
……深くねぇから!
今でも狼狽えて冷静でいられてねぇから!
そんな気持ちの乱れとは裏腹に、通常運転していきたいと思います。
公式で何かあっても、実際にこの二人のCPは落ち着いたもんですよ。
まぁ、当然ですよね。(それ以外の部分にインパクトがありすぎんだよ)
『はやくも1年が過ぎて』
カレンダーを見ながら、手塚はふと口にした。
「そういえば、そろそろ1年くらい経つか」
その言葉で、ソファーに座って漫画を読んでいた芝浦は何とはなしにそれがお互いが出会った頃か、あるいはつきあい始めた頃なのだという事を知る。
だが実際それがどちらを意味しているのかわからなかった。
知り合った頃と言われればそうなのだろうが、手塚が芝浦の事を認識しはじめた頃と芝浦が手塚の事を意識しはじめた頃は違うだろう。
手塚は路上で店を出す占い師で、芝浦は最初そこの客だった。
だが芝浦が手塚の事を知るようになったのは客として訪れるより前からだ。
占い師として路上で店を出しているにしては随分と顔のいい男がいる……。
そう思い暫く遠くから眺めていた期間が芝浦にはあり、きっとその事を手塚は知らない。
また、つきあい始めた頃というのも酷く曖昧だった。
芝浦は最初、手塚の顔が気に入ってどんな声だか聞いてみたいと思い声をかけた。
互いの距離が縮まっていくのは思ったより早かった気がするが、それでもあくまで手塚の事を『観賞用の男』と認識しており、よもや手塚からアプローチしてくれるとは思ってもいなかったからだ。
付き合い初めてから、と言うのも実のところ酷く曖昧だ。
今でこそお互いに愛の言葉を交しているが、明確に「付き合って欲しい」と言われた記憶はない。手塚にキスをされた事が切っ掛けだったとは思うが、そのままなし崩し的に関係をもち今も続いているといった印象があるのは否めなかったからだ。
「それって知り合ってからの話? 付き合ってからの話? 付き合ってから、ってんなら……俺、付き合ってくれとか言われた記憶無いんだけど」
わざと茶化すように言えば、手塚は芝浦の隣に座る。
「もう散々言ってるだろう。もっと言わせたいのか、お前は」
「もっと言ってほしいというか、ハッキリ言われた記憶がない感じ? 何か俺たち、気付いたらこういう関係になってたでしょ? ちゃんと付き合った明確な日とか、曖昧な感じするからさ。そのへんハッキリさせた方がいいのかなーって」
その言葉を聞いて、手塚は少し考えるような素振りを見せた。
手塚もいつから意識するようになって気付いたら恋人同士のような関係になっている事は自覚しているのだろう。
だがすぐに目を閉じると。
「いや、別にいいだろう。俺は、お前をいつから好きになっていたのか分らないし、お前だってそうだろう?」
「んー、それはそうだけどね」
「それに、お互いいつから本気になったか分らない方が俺たちらしいと思わないか? ……俺だってお前をいつから本気で意識するようになったか分らない。だが、どうせお前だって俺をいつから見ていたのかなんて覚えてないだろうしな」
それを言われ、芝浦は思わず顔を上げる。
「えっ? 俺が店に来る前からアンタの事見てたの、アンタ気付いてた?」
その言葉に手塚は含むような表情を向ける。
「やっぱり、見てたんだな」
「えっ!? 知ってたんじゃないの? マジで……ブラフかよ……」
「いいじゃないかそんな事は。ただ、今お互いが一緒にいて、お互いそれでいいと思ってる。それだけで、充分だろう」
それはそうだと思ってはいる。
だがもっとハッキリと言葉にしてほしい気持ちもあるものだ。
そんな思いが透けて見えたのだろうか、手塚は不意に耳元へ唇を寄せると。
「……これからも、俺の隣にいてくれ。ずっと、俺のものでいてくれ。いいだろう?」
問いかけるように囁く。
その言葉に芝浦は自然と手を握っていた。
「あったり前だろ……これからも、俺はあんたの傍にいる。俺はあんたのものでいい……ずっと傍においてくれるよね? 最も、手放そうとしても絶対戻ってくるけど」
「それでいい。俺だって、逃げようとしても絶対に連れ戻すからな」
耳元で囁いていた唇は自然と重なる。
その温もりを受け入れながら、芝浦は思うのだった。
きっかけなんて何でもいい。
ただこの生活が、1日でも長くつづいてくれればそれでいいと。
PR
COMMENT