インターネット字書きマンの落書き帳
パラノマサイトのメモ(ネタバレだよ)
パラノマサイトをクリアしました。
ちょっと記憶がゴチャゴチャしているので自分がスッキリするため「何がおこってたのか」というのをメモでまとめてあります。
真・エンドのネタバレ部分まで書いてありますので、クリアしてから見てね。
あくまで俺が「だいたいこうだったんだろうな」という時系列のメモなので正解じゃない、妄想です。
ゲームはおもしろいですよ!
ゆっくり・じっくりあそんでも10時間くらいで遊びきれると思うので隙間時間に是非どうぞ!
ちょっと記憶がゴチャゴチャしているので自分がスッキリするため「何がおこってたのか」というのをメモでまとめてあります。
真・エンドのネタバレ部分まで書いてありますので、クリアしてから見てね。
あくまで俺が「だいたいこうだったんだろうな」という時系列のメモなので正解じゃない、妄想です。
ゲームはおもしろいですよ!
ゆっくり・じっくりあそんでも10時間くらいで遊びきれると思うので隙間時間に是非どうぞ!
興家彰吾と福永葉子がパッケージのメインキャラなもんだから、二人して仲良くあたかも「わたしたち仲良しカップルです!」って顔して並べられてるの面白いね!
実際はどちらかが死ななければ終わらない物語だっていうのに!(挨拶)
そんなことを思いながら時系列メモです。
<前提>
全ての黒幕は「福永葉子」である。
そして彼女は少なくとも半年以上前から計画を練っていたことが、半年前に「根島史周」が「葦宮誠」と名前をかえ用務員として駒形高校に出入りした事からうかがえる。
儀式を行うにあたって、滓魂(呪いによって死んだ魂)を集めるためにそれを使うことに躊躇いがなく、なおかつ呪術に対して抵抗のない人物を探したところかつて黒魔術に傾倒し凄惨な事件をおこした根島へと接触したのだろう。
根島は福永の扱う呪いというものに興味をもち、彼女に協力する。
おそらく、この時根島はは条件に刑事である津詰を巻き込む事を提案したか、それを協力の条件にしているだろう。
これは、「生き返したい誰かがいる」といた気持ちを抱く人間のまえに呪具が現れる特性に反して、津詰哲生は特に蘇生したい相手がいないというあたりでの推測である。
以上のことで、福永葉子は「呪詛珠」(呪いを行使する道具)が何を条件に呪いが発動するか概ね把握している可能性が高い。
高いからこそ、比較的リスクが少なく扱える呪詛珠「おいてけ堀」を選んでいるだろうし、殺傷力の高い「片葉の葦」を根島=葦宮へ回す事が出来ていたのだろう。
また、片葉の葦が達成する呪いの条件を知っていたからこそ、根島=葦宮は学校にいる生徒の顔と名前や住所といった細かい情報を頭に入れるという下準備が出来ていたのだ。
同時に福永葉子は「呪詛珠」をもっている人間がどこにいるのか、何をしているのか把握していた可能性が高い。
呪詛珠があるからこそ根島=葦宮へ津詰の居場所を知らせる事が出来たのだろう。
旧安田庭園で吉見肇を殺した目的は「禄命簿・陰の書」のためだろうが、旧安田庭園を指名したのは霊夜祭をおこない呪詛珠を権限するとき、本所七不思議ゆかりの地に標的である津詰徹生が来るように仕向けたのも多少はあるのだろう。
<興家彰吾が死んでいる世界>
福永葉子と「本所七不思議」を探している興家彰吾。
この時点で福永葉子は興家彰吾を殺すつもりでいた。
これは興家彰吾こそ自分の先祖である蘆乃を呪い殺した「土御門清曼」の一族であることに気づき早めに排除しておくためだろう。
突如目の前に死んだはずである「土御門清曼」の気配を感じた時は呪詛返しにより死に至るところだったが興家の強い声かけにより正気に戻った彼女は、土御門清曼の依り代になる力をもつ興家彰吾をまんまと殺害しそのまま行方をくらます。
福永葉子が午前0時におこなった「霊夜祭」において権限した「本所七不思議の呪い」により福永に最初から選ばれたもの(新石、葦宮、津詰は最初から選ばれていたと思われる)の他は「生き返らせたい誰かがいる」ということと「本所七不思議由来の場所に住んでいる」二つの条件が合致した人物の前へと現れる。
死んだ親友・白石美智代を生き返らせたかった逆崎約子。
失った我が子を取り戻したかった志岐間春恵。
喪った婚約者を取り戻したかった蝶澤麻由。
自分が殺してしまった女を蘇生したかった並垣祐太朗。
葛飾北斎が心の支えである灯野あやめ。
この5人が呪詛珠に選ばれたのは本人の意志によるものが多いだろう。
土御門清曼の魂は「蘇生の秘術」は危険であり何としても封じたいと願っている。
だが長い霊体での生活でその目的を忘れており、自分の作った呪詛珠や秘術を巡って数多の災厄が降り注ぐ世界を認識する。
白石美智代。
彼女は逆崎約子の身体に偶然憑依したのだが、呪いと復活の秘術を前に自分にたいして非道いことをした大人たちを憎むようになり、友人の身体で呪いを行使。
自分に暴力をふるい、犯して弄んだ相手を全て殺した後、姿を消す。
親友の身体を使って殺人を犯した罪を背負った彼女は、もう親友の身体から抜け出せない程強い結びつきを得ていた。
葦宮誠は津詰徹への復讐だった。
どこでも好きなように相手を殺せる彼はその力で1日に数百人を殺し、それからも無差別に殺した。警察の立場も崩れ日本中が呪いへの恐怖心を募らせる中、「蘆乃」を復活させることに成功する。
愛しい息子を取り戻し、息子へ依存を強めていった志岐間春恵。
彼女は呪いを知ってしまったが故に事件の真相を知ってもなお子供を生き返らせる事を優先するようになる。
生き返らせる事が出来るかもしれない。その僅かな可能性は彼女を闇に落とすのも簡単なことであり、知ってしまったら諦められなくなってしまったのだ。
自らを天才浮世絵師となった灯野あやめ。
現状の自分と正しく向き合う事のできなかった彼女は憧れの存在に全てを託すことを決める。
そして、身を潜め全てが終わる時に姿を現し蘆乃の力を取り戻す結果に至った、福永葉子。
やはりこんな世界はあってはいけない。
蘇生の秘術は多くの人を踏みにじり、運命を惑わす世界にしかならないのだ。
土御門清曼は己の使命を確信し、何としてもこの悲劇を止めなければならないと思う。
同時に、自身が書いた最後の記述で思い出すのだ。
「蘇生の秘術を解除するのに必要なのは、御身の魂がうつしである呪詛珠
そして極めて霊力の高い肉体。そして精神」
魂がこめられた呪詛珠=送り提灯は霊力の高い肉体があれば自ずとそこに現れる。
そして精神はすでに目覚めている。
だが、現し身たる存在の興家彰吾が喪われているこの世界では成し遂げる事はできない。
それに気付いた「清曼の精神」は彼がまだ生きている時空へと戻っていくのだ。
<興家彰吾が生きている世界>
最序盤のチュートリアルでは興家彰吾は福永葉子の死を前に「秘術で蘇生させればよい」と切り替え、彼女を蘇生させるため走り出す。
この時、「蘇生させる」一身で行動をする興家の強い霊力により彼の行動を制御することが出来なかった。
興家は全ての魂をあつめきり福永葉子を蘇生させることに成功するが、すぐさま置いてけぼりの元の持ち主である福永葉子に殺されてしまう。
(あるいは、自らの呪詛返しにより死んでしまった)
ここまでがチュートリアルで見た興家彰吾である。
その後、興家彰吾こそが土御門清曼の現し身であることに気付いた彼の魂=送り提灯は興家彰吾の前へと姿を現し、その記憶を得る。
そして福永葉子の正体は蘆乃の末裔であり、彼女もまた蘆乃の復活を望んでいたということ。
自分の中に存在する「土御門清曼が精神」が彼女を見た瞬間に危険だと判断し自然と呪詛返しにより呪い殺していたことが判明。
それを理解した興家彰吾は霊能力に目覚め、本所におこった悲劇や起こる可能性のあった悲劇の全てを理解して死んだ福永葉子をそのままにして立ち去るのだった。
<呪いのない世界>
土御門清曼は蘇生の秘術など無い世界を望んだ。
その結果、「蘇り戻るかもしれない」という可能性が存在しない世界では、全ての出来事が一つの現実として受け止められていた。
逆崎約子は白石美智代の死は事故だったとつきつめ、彼女が大人たちに蹂躙された人生をおくってもなお生きることを望んでいた事に涙する。
志岐間春恵は息子が最初から殺害目的で誘拐されたことを知り、ひどく悲しみはした。
だが蘇生にとりつかれる事はなく、時間はかかっても彼女は事件と折り合いをつけ深い傷を癒やしていく事だろう。
自分の現し身になったことから霊能者として目覚めた興家彰吾。
彼はいずれ怪異にまつわる事件と対峙するかもしれない……。
蘇生の秘術などない世界で、誰もが平温に過ごしている。
最初から存在しない「まやかしの希望」に縋ることがなくとも、人々は強いのだから。
<個人的なおまけ>
ゲームシステムで「音を聞こえなくする」といった部分により避けられる呪い。
これはゲームシステムとして使ってるけど、実際は「清曼の封印」みたいなモノとして現れており、チャプターでこちらが覗いている時はその人物にコチラからの加護が存在している状態なんだろうな……と思いました。
あと、実はチュートリアルが「悲劇回避RTAだった」ってちょっと斬新ですね。
初手で実は悲劇が回避されていた……! 新しい!
パノラマサイトおもしろいですよ!
実際はどちらかが死ななければ終わらない物語だっていうのに!(挨拶)
そんなことを思いながら時系列メモです。
<前提>
全ての黒幕は「福永葉子」である。
そして彼女は少なくとも半年以上前から計画を練っていたことが、半年前に「根島史周」が「葦宮誠」と名前をかえ用務員として駒形高校に出入りした事からうかがえる。
儀式を行うにあたって、滓魂(呪いによって死んだ魂)を集めるためにそれを使うことに躊躇いがなく、なおかつ呪術に対して抵抗のない人物を探したところかつて黒魔術に傾倒し凄惨な事件をおこした根島へと接触したのだろう。
根島は福永の扱う呪いというものに興味をもち、彼女に協力する。
おそらく、この時根島はは条件に刑事である津詰を巻き込む事を提案したか、それを協力の条件にしているだろう。
これは、「生き返したい誰かがいる」といた気持ちを抱く人間のまえに呪具が現れる特性に反して、津詰哲生は特に蘇生したい相手がいないというあたりでの推測である。
以上のことで、福永葉子は「呪詛珠」(呪いを行使する道具)が何を条件に呪いが発動するか概ね把握している可能性が高い。
高いからこそ、比較的リスクが少なく扱える呪詛珠「おいてけ堀」を選んでいるだろうし、殺傷力の高い「片葉の葦」を根島=葦宮へ回す事が出来ていたのだろう。
また、片葉の葦が達成する呪いの条件を知っていたからこそ、根島=葦宮は学校にいる生徒の顔と名前や住所といった細かい情報を頭に入れるという下準備が出来ていたのだ。
同時に福永葉子は「呪詛珠」をもっている人間がどこにいるのか、何をしているのか把握していた可能性が高い。
呪詛珠があるからこそ根島=葦宮へ津詰の居場所を知らせる事が出来たのだろう。
旧安田庭園で吉見肇を殺した目的は「禄命簿・陰の書」のためだろうが、旧安田庭園を指名したのは霊夜祭をおこない呪詛珠を権限するとき、本所七不思議ゆかりの地に標的である津詰徹生が来るように仕向けたのも多少はあるのだろう。
<興家彰吾が死んでいる世界>
福永葉子と「本所七不思議」を探している興家彰吾。
この時点で福永葉子は興家彰吾を殺すつもりでいた。
これは興家彰吾こそ自分の先祖である蘆乃を呪い殺した「土御門清曼」の一族であることに気づき早めに排除しておくためだろう。
突如目の前に死んだはずである「土御門清曼」の気配を感じた時は呪詛返しにより死に至るところだったが興家の強い声かけにより正気に戻った彼女は、土御門清曼の依り代になる力をもつ興家彰吾をまんまと殺害しそのまま行方をくらます。
福永葉子が午前0時におこなった「霊夜祭」において権限した「本所七不思議の呪い」により福永に最初から選ばれたもの(新石、葦宮、津詰は最初から選ばれていたと思われる)の他は「生き返らせたい誰かがいる」ということと「本所七不思議由来の場所に住んでいる」二つの条件が合致した人物の前へと現れる。
死んだ親友・白石美智代を生き返らせたかった逆崎約子。
失った我が子を取り戻したかった志岐間春恵。
喪った婚約者を取り戻したかった蝶澤麻由。
自分が殺してしまった女を蘇生したかった並垣祐太朗。
葛飾北斎が心の支えである灯野あやめ。
この5人が呪詛珠に選ばれたのは本人の意志によるものが多いだろう。
土御門清曼の魂は「蘇生の秘術」は危険であり何としても封じたいと願っている。
だが長い霊体での生活でその目的を忘れており、自分の作った呪詛珠や秘術を巡って数多の災厄が降り注ぐ世界を認識する。
白石美智代。
彼女は逆崎約子の身体に偶然憑依したのだが、呪いと復活の秘術を前に自分にたいして非道いことをした大人たちを憎むようになり、友人の身体で呪いを行使。
自分に暴力をふるい、犯して弄んだ相手を全て殺した後、姿を消す。
親友の身体を使って殺人を犯した罪を背負った彼女は、もう親友の身体から抜け出せない程強い結びつきを得ていた。
葦宮誠は津詰徹への復讐だった。
どこでも好きなように相手を殺せる彼はその力で1日に数百人を殺し、それからも無差別に殺した。警察の立場も崩れ日本中が呪いへの恐怖心を募らせる中、「蘆乃」を復活させることに成功する。
愛しい息子を取り戻し、息子へ依存を強めていった志岐間春恵。
彼女は呪いを知ってしまったが故に事件の真相を知ってもなお子供を生き返らせる事を優先するようになる。
生き返らせる事が出来るかもしれない。その僅かな可能性は彼女を闇に落とすのも簡単なことであり、知ってしまったら諦められなくなってしまったのだ。
自らを天才浮世絵師となった灯野あやめ。
現状の自分と正しく向き合う事のできなかった彼女は憧れの存在に全てを託すことを決める。
そして、身を潜め全てが終わる時に姿を現し蘆乃の力を取り戻す結果に至った、福永葉子。
やはりこんな世界はあってはいけない。
蘇生の秘術は多くの人を踏みにじり、運命を惑わす世界にしかならないのだ。
土御門清曼は己の使命を確信し、何としてもこの悲劇を止めなければならないと思う。
同時に、自身が書いた最後の記述で思い出すのだ。
「蘇生の秘術を解除するのに必要なのは、御身の魂がうつしである呪詛珠
そして極めて霊力の高い肉体。そして精神」
魂がこめられた呪詛珠=送り提灯は霊力の高い肉体があれば自ずとそこに現れる。
そして精神はすでに目覚めている。
だが、現し身たる存在の興家彰吾が喪われているこの世界では成し遂げる事はできない。
それに気付いた「清曼の精神」は彼がまだ生きている時空へと戻っていくのだ。
<興家彰吾が生きている世界>
最序盤のチュートリアルでは興家彰吾は福永葉子の死を前に「秘術で蘇生させればよい」と切り替え、彼女を蘇生させるため走り出す。
この時、「蘇生させる」一身で行動をする興家の強い霊力により彼の行動を制御することが出来なかった。
興家は全ての魂をあつめきり福永葉子を蘇生させることに成功するが、すぐさま置いてけぼりの元の持ち主である福永葉子に殺されてしまう。
(あるいは、自らの呪詛返しにより死んでしまった)
ここまでがチュートリアルで見た興家彰吾である。
その後、興家彰吾こそが土御門清曼の現し身であることに気付いた彼の魂=送り提灯は興家彰吾の前へと姿を現し、その記憶を得る。
そして福永葉子の正体は蘆乃の末裔であり、彼女もまた蘆乃の復活を望んでいたということ。
自分の中に存在する「土御門清曼が精神」が彼女を見た瞬間に危険だと判断し自然と呪詛返しにより呪い殺していたことが判明。
それを理解した興家彰吾は霊能力に目覚め、本所におこった悲劇や起こる可能性のあった悲劇の全てを理解して死んだ福永葉子をそのままにして立ち去るのだった。
<呪いのない世界>
土御門清曼は蘇生の秘術など無い世界を望んだ。
その結果、「蘇り戻るかもしれない」という可能性が存在しない世界では、全ての出来事が一つの現実として受け止められていた。
逆崎約子は白石美智代の死は事故だったとつきつめ、彼女が大人たちに蹂躙された人生をおくってもなお生きることを望んでいた事に涙する。
志岐間春恵は息子が最初から殺害目的で誘拐されたことを知り、ひどく悲しみはした。
だが蘇生にとりつかれる事はなく、時間はかかっても彼女は事件と折り合いをつけ深い傷を癒やしていく事だろう。
自分の現し身になったことから霊能者として目覚めた興家彰吾。
彼はいずれ怪異にまつわる事件と対峙するかもしれない……。
蘇生の秘術などない世界で、誰もが平温に過ごしている。
最初から存在しない「まやかしの希望」に縋ることがなくとも、人々は強いのだから。
<個人的なおまけ>
ゲームシステムで「音を聞こえなくする」といった部分により避けられる呪い。
これはゲームシステムとして使ってるけど、実際は「清曼の封印」みたいなモノとして現れており、チャプターでこちらが覗いている時はその人物にコチラからの加護が存在している状態なんだろうな……と思いました。
あと、実はチュートリアルが「悲劇回避RTAだった」ってちょっと斬新ですね。
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