インターネット字書きマンの落書き帳
付き合って1年たった新堂×荒井のはなし(BL)
平和な世界線で普通に付き合っている新堂×荒井の話をしています。
昨日(8/17)が新堂×荒井を描き始めた日で、めでたくオレが描き始めて1年経ちましたのでね。
付き合って1年経った新堂×荒井の話を書くことにしました。
何で昨日更新できなかったのかって?
途中まで頑張って書いていたんだけどォ……。
何か疲れちゃってェ……全然動けなくてェ……。
そんな訳で1日遅れてしまいましたが頑張って書きました!
1年書いたから結構作品もいっぱいたまったね、嬉しいね! という気持ちと一緒に楽しんでくれれば僥倖です。
昨日(8/17)が新堂×荒井を描き始めた日で、めでたくオレが描き始めて1年経ちましたのでね。
付き合って1年経った新堂×荒井の話を書くことにしました。
何で昨日更新できなかったのかって?
途中まで頑張って書いていたんだけどォ……。
何か疲れちゃってェ……全然動けなくてェ……。
そんな訳で1日遅れてしまいましたが頑張って書きました!
1年書いたから結構作品もいっぱいたまったね、嬉しいね! という気持ちと一緒に楽しんでくれれば僥倖です。
『かわったこと、かわらないこと』
窓から差し込む朝日に照らされ目を覚ました新堂は、隣で眠る荒井の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「おい、そろそろ起きないと遅刻するぞ。今日は行くんだろ、学校」
新堂の声が聞こえたのか、荒井は丸くなった身体をもぞもぞ動かして伸ばす。
眠そうにしているのは昨晩も遅くまで色々と付き合わせたせいもあるのだろうが、元々不健康そうな顔立だから眠いのか普段通りなのかはよくわからなかった。
「そうですね。新堂さんはどうしますか」
「俺は今日、一限とってるから早く出るつもりだぜ。ボクシングもあるから遅くなるな。まったく、大学生活がこんなに忙しいとは思ってなかったぜ……」
大きくため息をつきながら新堂はベッドを離れる。
鳴神学園を卒業した新堂は、スポーツ推薦で大学進学が決まり春から晴れて大学生活をスタートさせていた。
勉強が得意ではなく卒業後は就職を考えていた新堂が大学に行くことになったのは、一人っ子の長男だった彼に家族に懇願されたからだ。
当初は進学に乗り気ではなかったのだが、三年のボクシング全国大会で思いの外良い成績を残せたことでスポーツ進学の道を部の顧問である植野が提案してくれたおかげだろう。
とはいえ、スポーツ推薦であるのでボクシングを続けるのは必須となっている。
大学になれば練習もハードになり、一年の立場から雑務も多く回ってくる。単位をとるためにでなければいけないカリキュラムも多くレポートやら何やら思いの外忙しい日々は新堂の想像していた大学生活、サークルで遊び周り飲み会で馬鹿騒ぎするような日々と随分とかけ離れていた。
それでも何とか勉強もスポーツも続けることが出来ていた理由は、大学が自宅から通える距離にあることと、荒井の献身があってのことだろう。
三年最後の大会で全力が出せたのも荒井のサポートで練習と食事、コンディション管理に成功したのが大きかったし、その後も学力が心許ない新堂の勉強を見てくれていたのも荒井だ。
何なら、今大学で出ている課題も荒井の方が理解しているまであるので新堂にとって荒井はそれまで漫然としていた進路を定める羅針盤のような存在になっていた。
実際、一年前の新堂は進学のことなど微塵も考えていなかったのだから。
「そうか、もう一年か……」
着替えながら、新堂は荒井と付き合うようになって今日で一年経っている事を思い出した。
荒井と知り合ったのは三年の一学期、旧校舎が取り壊しになるからと新聞部で企画された怪談を語る集会でのことだ。
それから挨拶くらいはするようになり、よく顔を合わせる関係になり、夏休みに入る前には肌を重ねる関係になっていただろう。
出会ってから随分と早く手を出してしまったと思うし、それまで色恋に興味もなくボクシング一筋で生きていた自分が急に転がり落ちたとは思うが、荒井の方は以前から新堂を知っていたというのだから荒井からその気になってモーションをかけてきたからには、こうなるのが運命だったのだろう。
目的のため、行動を起こすようになった荒井は絶対に目的を果たすため手を緩めないのは新堂もよく知っていた。
最初は成り行きで付き合うようになった関係だが、ズルズルと身体を重ねる日々が続き、卒業した後も会う度に抱きしめているのだ。結果だけを見たら一年、付き合っている恋人だと言ってもいいだろう。
「荒井、愛してるぜ」
あくびをかみ殺しながら身体を起こし、新堂の隣で着替え始めた荒井にそんな事を言ったのはこれまできちんと思いを伝えたことなど数える程しかなかったからだ。
何となくではじまった関係だが一年続けば本物だろうと思ったし、荒井が他の誰かに抱かれるのは想像しただけでも嫉妬で狂いそうになる。
荒井のことを彼氏だと思うのは据わりの悪い気分になったが恋人のつもりでもあったから、たまには素直に思いを告げ手もいいような気がしたのだ。
「急に何言ってるんですか、そういうキャラでしたっけ」
「いや、もう付き合って1年になるだろ。この1年で色々あって、ンでも1年続いてるならやっぱ感謝しねーとなって思ってよ。うん……好きだぜ」
「愛しているとか、好きとか、それが感謝の言葉なんですか」
「あぁ、そうだな。そっか……俺のこと好きになってくれてありがとうな。俺もおまえのこと愛してるぜ。こういう方がいいのか」
「天然ですかそれ? まぁいいですけど……」
荒井は顔を赤くしてしばらく俯いていたが、やがて意を決した様子で新堂へと向き直る。
「僕だって好きですよ。僕のこと、愛してくれてありがとうございます」
そう告げたあと、すぐに恥ずかしそうに顔をおさえると
「あぁ、やっぱり今のはなかったことにしてください。こんなの、言わなくてもわかりますよね」
普段の彼らしくもなく慌てた様子を見せてどんどん肌が紅潮してくるものだから、その姿がたまらなく可愛くて愛しくて新堂はほとんど反射的に彼の身体を抱きしめていた。
「……荒井、今日バイクで学校まで送ってやるから、ギリギリまでこうしてていいか?」
「えぇ……お願いします。それと、これからも……」
「そうだな、これからも頼むぜ。ずっと、ずっとな」
荒井の身体を抱きしめたまま、唇を重ねる。
一年続いたキスが、来年も再来年もその先も、ずっと続けばいい。そんな願いを抱いたキスは、普段よりずっと熱を帯びていた。
窓から差し込む朝日に照らされ目を覚ました新堂は、隣で眠る荒井の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「おい、そろそろ起きないと遅刻するぞ。今日は行くんだろ、学校」
新堂の声が聞こえたのか、荒井は丸くなった身体をもぞもぞ動かして伸ばす。
眠そうにしているのは昨晩も遅くまで色々と付き合わせたせいもあるのだろうが、元々不健康そうな顔立だから眠いのか普段通りなのかはよくわからなかった。
「そうですね。新堂さんはどうしますか」
「俺は今日、一限とってるから早く出るつもりだぜ。ボクシングもあるから遅くなるな。まったく、大学生活がこんなに忙しいとは思ってなかったぜ……」
大きくため息をつきながら新堂はベッドを離れる。
鳴神学園を卒業した新堂は、スポーツ推薦で大学進学が決まり春から晴れて大学生活をスタートさせていた。
勉強が得意ではなく卒業後は就職を考えていた新堂が大学に行くことになったのは、一人っ子の長男だった彼に家族に懇願されたからだ。
当初は進学に乗り気ではなかったのだが、三年のボクシング全国大会で思いの外良い成績を残せたことでスポーツ進学の道を部の顧問である植野が提案してくれたおかげだろう。
とはいえ、スポーツ推薦であるのでボクシングを続けるのは必須となっている。
大学になれば練習もハードになり、一年の立場から雑務も多く回ってくる。単位をとるためにでなければいけないカリキュラムも多くレポートやら何やら思いの外忙しい日々は新堂の想像していた大学生活、サークルで遊び周り飲み会で馬鹿騒ぎするような日々と随分とかけ離れていた。
それでも何とか勉強もスポーツも続けることが出来ていた理由は、大学が自宅から通える距離にあることと、荒井の献身があってのことだろう。
三年最後の大会で全力が出せたのも荒井のサポートで練習と食事、コンディション管理に成功したのが大きかったし、その後も学力が心許ない新堂の勉強を見てくれていたのも荒井だ。
何なら、今大学で出ている課題も荒井の方が理解しているまであるので新堂にとって荒井はそれまで漫然としていた進路を定める羅針盤のような存在になっていた。
実際、一年前の新堂は進学のことなど微塵も考えていなかったのだから。
「そうか、もう一年か……」
着替えながら、新堂は荒井と付き合うようになって今日で一年経っている事を思い出した。
荒井と知り合ったのは三年の一学期、旧校舎が取り壊しになるからと新聞部で企画された怪談を語る集会でのことだ。
それから挨拶くらいはするようになり、よく顔を合わせる関係になり、夏休みに入る前には肌を重ねる関係になっていただろう。
出会ってから随分と早く手を出してしまったと思うし、それまで色恋に興味もなくボクシング一筋で生きていた自分が急に転がり落ちたとは思うが、荒井の方は以前から新堂を知っていたというのだから荒井からその気になってモーションをかけてきたからには、こうなるのが運命だったのだろう。
目的のため、行動を起こすようになった荒井は絶対に目的を果たすため手を緩めないのは新堂もよく知っていた。
最初は成り行きで付き合うようになった関係だが、ズルズルと身体を重ねる日々が続き、卒業した後も会う度に抱きしめているのだ。結果だけを見たら一年、付き合っている恋人だと言ってもいいだろう。
「荒井、愛してるぜ」
あくびをかみ殺しながら身体を起こし、新堂の隣で着替え始めた荒井にそんな事を言ったのはこれまできちんと思いを伝えたことなど数える程しかなかったからだ。
何となくではじまった関係だが一年続けば本物だろうと思ったし、荒井が他の誰かに抱かれるのは想像しただけでも嫉妬で狂いそうになる。
荒井のことを彼氏だと思うのは据わりの悪い気分になったが恋人のつもりでもあったから、たまには素直に思いを告げ手もいいような気がしたのだ。
「急に何言ってるんですか、そういうキャラでしたっけ」
「いや、もう付き合って1年になるだろ。この1年で色々あって、ンでも1年続いてるならやっぱ感謝しねーとなって思ってよ。うん……好きだぜ」
「愛しているとか、好きとか、それが感謝の言葉なんですか」
「あぁ、そうだな。そっか……俺のこと好きになってくれてありがとうな。俺もおまえのこと愛してるぜ。こういう方がいいのか」
「天然ですかそれ? まぁいいですけど……」
荒井は顔を赤くしてしばらく俯いていたが、やがて意を決した様子で新堂へと向き直る。
「僕だって好きですよ。僕のこと、愛してくれてありがとうございます」
そう告げたあと、すぐに恥ずかしそうに顔をおさえると
「あぁ、やっぱり今のはなかったことにしてください。こんなの、言わなくてもわかりますよね」
普段の彼らしくもなく慌てた様子を見せてどんどん肌が紅潮してくるものだから、その姿がたまらなく可愛くて愛しくて新堂はほとんど反射的に彼の身体を抱きしめていた。
「……荒井、今日バイクで学校まで送ってやるから、ギリギリまでこうしてていいか?」
「えぇ……お願いします。それと、これからも……」
「そうだな、これからも頼むぜ。ずっと、ずっとな」
荒井の身体を抱きしめたまま、唇を重ねる。
一年続いたキスが、来年も再来年もその先も、ずっと続けばいい。そんな願いを抱いたキスは、普段よりずっと熱を帯びていた。
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