インターネット字書きマンの落書き帳
11月11日の新堂さんと荒井くん(BL)
平和な世界線で付き合ってる新堂×荒井の話をします。(挨拶)
今回はポッキーの日にちなんでポッキーゲームの話ですよ。
おっと、今日の日付を見てはいけない。
オレくらいのお年頃になると「気付いた時にはそういうの終わってる」なんてぇよくあることなんだよなァ~。(大の字)
というワケで、「オレが書き終わるまでがポッキーの日」理論を推して参ろうと思います。
オレが書き終わるまでが記念日。
イイネ?
今回はポッキーの日にちなんでポッキーゲームの話ですよ。
おっと、今日の日付を見てはいけない。
オレくらいのお年頃になると「気付いた時にはそういうの終わってる」なんてぇよくあることなんだよなァ~。(大の字)
というワケで、「オレが書き終わるまでがポッキーの日」理論を推して参ろうと思います。
オレが書き終わるまでが記念日。
イイネ?
『赤い箱のお守り』
朝の登校時、曲がり角で待ち伏せをしていた荒井は新堂に箱の開いたポッキーを押し付け幾つかの注文をしてきた。
「中身を食べてもいいですけど、全部は食べないで下さいね」
「箱はなるべく人目につく所に置いて下さい」
「誰かに何か言われたり聞かれたりしたら、先約がいるとでも言ってください」
何のことだかわからず了承すると
「約束ですよ。では、放課後に会いましょう」
とだけ言って、荒井は去っていった。
一体何の意味があってこんなことをさせるのかと思ったがその効果は絶大で、机の見える所に置いておけば目ざとく見つけた大倉は
「あれ、新堂ちゃんすみにおけないねぇ」
なんて笑い、クラスに遊びにきた風間は
「新堂まで!? ボクを裏切っていつの間に!?」
とショックを受け、日野は
「新堂はモテるからなぁ」
なんて納得したように呟くのだ。
不思議に思いながら昼休みにデザートがわりに2、3本食べていれば見覚えある赤い箱をもった福沢が教室に入るなり
「がーん! ショック! まこちゃん先輩それ、先約ですか?」
なんて聞いてくるから
「誰がまこちゃんだよ」
と呆れながらも荒井の言付け通り先約だと伝えれば
「あーあ、がっかり。しかたないなー、坂上くんでもからかってこよっと!」
と明るい声をあげ去っていくのだ。
「どういうことだ? 魔よけかこれ?」
意味もわからず放課後を迎えればいつもより早く荒井が迎えにくる。その姿を認めた新堂はすぐさま彼にかけより不思議そうに問いかけた。
「あ、荒井。なんか知らねーけどお前から預かった菓子、効果絶大だったぜ。魔よけかこれ?」
今日は一日、ずっとこの箱を見るだけで茶化されたり驚かれたりと効果は抜群だった話をふまえた質問に対し、荒井はすっかり呆れた視線を向けた。
「やっぱり今日が何の日か気付いてなかったんですね。新堂さんは何に対しても無頓着過ぎますよ」
「今日って何かあったっけ? 11月11日だろ……おまえの誕生日でも無いし……あっ? あ、アレか! ポッキーの……」
「やっと気づきましたか?」
荒井は微かに笑うと箱から一本だけポッキーをとりだすと
「せっかくですから、やりますか?」
なんて、いたずらっ子のように笑いながらそんなことを聞くのだった。
朝の登校時、曲がり角で待ち伏せをしていた荒井は新堂に箱の開いたポッキーを押し付け幾つかの注文をしてきた。
「中身を食べてもいいですけど、全部は食べないで下さいね」
「箱はなるべく人目につく所に置いて下さい」
「誰かに何か言われたり聞かれたりしたら、先約がいるとでも言ってください」
何のことだかわからず了承すると
「約束ですよ。では、放課後に会いましょう」
とだけ言って、荒井は去っていった。
一体何の意味があってこんなことをさせるのかと思ったがその効果は絶大で、机の見える所に置いておけば目ざとく見つけた大倉は
「あれ、新堂ちゃんすみにおけないねぇ」
なんて笑い、クラスに遊びにきた風間は
「新堂まで!? ボクを裏切っていつの間に!?」
とショックを受け、日野は
「新堂はモテるからなぁ」
なんて納得したように呟くのだ。
不思議に思いながら昼休みにデザートがわりに2、3本食べていれば見覚えある赤い箱をもった福沢が教室に入るなり
「がーん! ショック! まこちゃん先輩それ、先約ですか?」
なんて聞いてくるから
「誰がまこちゃんだよ」
と呆れながらも荒井の言付け通り先約だと伝えれば
「あーあ、がっかり。しかたないなー、坂上くんでもからかってこよっと!」
と明るい声をあげ去っていくのだ。
「どういうことだ? 魔よけかこれ?」
意味もわからず放課後を迎えればいつもより早く荒井が迎えにくる。その姿を認めた新堂はすぐさま彼にかけより不思議そうに問いかけた。
「あ、荒井。なんか知らねーけどお前から預かった菓子、効果絶大だったぜ。魔よけかこれ?」
今日は一日、ずっとこの箱を見るだけで茶化されたり驚かれたりと効果は抜群だった話をふまえた質問に対し、荒井はすっかり呆れた視線を向けた。
「やっぱり今日が何の日か気付いてなかったんですね。新堂さんは何に対しても無頓着過ぎますよ」
「今日って何かあったっけ? 11月11日だろ……おまえの誕生日でも無いし……あっ? あ、アレか! ポッキーの……」
「やっと気づきましたか?」
荒井は微かに笑うと箱から一本だけポッキーをとりだすと
「せっかくですから、やりますか?」
なんて、いたずらっ子のように笑いながらそんなことを聞くのだった。
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