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インターネット字書きマンの落書き帳

   
「アッシュ・グレイの肖像」のどうでもいいこと
冬コミで久しぶりに出した同人誌、「アッシュ・グレイの肖像」は都市伝説解体センター・山田ガスマスク主人公の二次創作ではあるんですが、「俺の手癖」が思いっ切り出ている作品でもある!

そう、認識していますので……。
特に後書きとか入れてなかったんですが、(ページも増えちゃうしね)ブログでそういう小ネタみたいなのを出しておきたいとおも~いま~す。

作品に関しては「書きたいものを出したのでー!」「特に言うことはありませーん!」みたいな感じなんで、小ネタみたいなのだけ書いておきまーす。

興味がある人はどうぞ~。
折りたたんでおくね~。

「アッシュ・グレイの肖像」のよもやま話をおいておきますぞ~。
といっても本当に「特に話す事はねぇな……」みたいな顔をしているので、使った小ネタとかをバラバラ出していきます。

オラッ!
ジャンプしたらちゃりちゃり音がするんだろ、ジャンプして出せ!

(ぴょんぴょん)
(ちゃりちゃり)

【着想】
 都市伝説解体センターの小説を書くのなら、原作テイストのボディブローみたいな話を書きたいな、と思い、「罪悪感は傲慢」をテーマに起きつつ、都市伝説解体センター・第二話にあった要素を俺なりに組み立てなおして作ったものがこれです。

 傲慢な罪悪感、許されないことの許容、覚悟の私刑。
 全ての登場人物が、自分の人生を確固たる意志で決定した結果を一切否定しないスタンスで書いているので、人間賛歌だと思ってます♥


【海野虫太郎】
 俺の俺による俺のための都合のいい男です。
 基本的には傍観者としての立ち位置であり、常に合理的な正解を出し続けるタイプ。
 真相解明やら何やらには実はあまり興味がなく、盤上をあるべき姿にする、という目的だけで動いている奴です。

 作中では匂わせ設定だけですが、富入さんの協力者という立ち位置。
 今回は「殉教者の光」の分派が活動しているかもしれないから、その調査をしていたところ、高坂の旅館にある幽霊騒動を知り、殉教者の光と無関係なのかを確認しにいった、みたいな状況でした。

 元々、高坂の母親が一時的に宗教にハマっていて、その宗教が殉教者の光の分派だった~。
 みたいなシナリオフックがあったんですが、そこは5万字くらいの中編でやると「重い」と思ったので、削除しました。

 山田のことを誘ったのは、本当に「記者としてのレベルが高そう」という理由。
 海野は、「自分がもししくじっても、何らかの形でその場から逃げおおせるタイプの人間」を好んでカムフラージュに使い、山田は「文章も上手いし、そういう判断力もありそう」という認識で誘ってます。
 富入さんから後で(あの子と接触したのね……)と思われてたりしてるんでしょう。

 海野本人の描写に「宗教的な印象」を入れて書いているんですが、彼の出自として少なからず新興宗教と関連がある人物で、だからこそ新興宗教の調査を行っている協力者、という役柄なんですが、このへんは「あるけど見せない設定」にしたほうが良さそうなので、そういうことがあるんだね、くらいの認識でOKです。

 海野虫太郎は俺のオリジナルキャラクターですが、気に入ったら二次創作など、ご自由にご利用ください♥


【高坂詩織】
 未亡人系復讐ヒロインです。
 狭い地域でやけに同じ名字だけがある、みたいな現象って実際に結構あるんですよね。
 そして、そういう共同体だと「小さい頃からみんな知っている」みたいな繋がりがあるのは田舎では結構あるはなしです。

 たった3年で家族を奪われたということから、強い恨みをもち、そして覚悟をもって復讐に走るが、そこに一切の悲哀や同情を受け取ろうとしない、という点で「メチャクチャに強い女性」という認識で書いてます。

 妹が「香織」姉が「詩織」にしたのは、「姉妹で名前がそろっているのかわいいよね」と思ったからですね。

 物語の終盤、全ての起点である人物なんですが、設定は結構最後のほうに詰めて決めました。
 プロットの段階だと「高坂家・家族での復讐」とか「地域全体に恨まれていた」みたいなのをイメージしていたんですが、彼女個人がすべての責務を担う、という方向のほうが今回の文章量だとスッキリしているな、と思ったので、最終的に因業を全て背負ってもらうことになりました。

 従業員にはうっすら気付かれているけど、「仕方ないよね」と思われているので放置されているんだと思います。

 口調がなかなか定まらなかったんですが、淑女の風味と、無邪気さとを足した時に狂気が出るかな、と思ってこの着地点にしました。


【丸尾保仁】
 こういう悪役っぽいキャラクターは「あり得ない名前」をつけるのがスジなんですが、ぱっといい感じのありえない名前が思い浮かばなかったので「マルキ・ド・サド」のイメージでつけた「丸尾」姓をそのままにしました。

 彼には彼なりの苦悩とかもあったとは思うんですが、そこの描写を厚くしてこの人物に感情移入をさせるのは、ノイズになるだろうな……と思い、潔く廃人として出てもらいました。

 廃人の描写でしばしばと、専門用語が飛び交ってしまう(医療用語である褥瘡を当然のように出してしまったわね……!)んですが、ま、仕方ないよね!
 みたいな気持ちでそのまま痩せ転がしておきました。

 作中で説明をカットしたんですが、身体中が拘縮した状態で寝たきりになってしまうと、仮に病院に行ったとしても、元通りの身体に戻すことは事実上不可能なので、この人物は助けられても、一生涯寝たきりになる運命は決まっています。

 とはいえ、今回のテーマとして「覚悟をもった内容」を書いたので、この人物の因業にふさわしい苦痛を与えなければ誠実ではないな、と思い、思いっ切り! 伸び伸びと! ひでぇ状態にしておきました。

 誠実ですね♥


【殉教者の光】
 和階堂真の事件簿は処刑人の楔に出る新興宗教です。
 都市伝説解体センターをプレイしている人は、一定数、和階堂真の事件簿もプレイしているだろうな、と思い、作中に組み込んでみました。

 山田の生まれる前の事件という設定にしてあるのは、俺の中で「処刑人の楔」の舞台は兵庫だろうな。これは「ポートピア連続殺人事件」がおこった年代とほど近いだろうな……。

 という思いがあったので、ポートピア連続殺人事件が最初に発売された1983年におこった事件、として扱いました。
 山田、1997年生まれとかだっけ? 若いねッ!

 作中では「殉教者の光の分派」にしてあるのは、元ネタを兵庫(神戸)だと思った時、総本山が西でもうない宗教だったら、全く別の名前で分裂しているほうがあり得るだろうな……と思ってのことと、当初はこの分派が海野の調査対象だったので、アレコレ設定があったからですね。
 そのへんはプロットの時点でザックリと削ってしまいました。
 削れるもんは削っていかないとね、ガリガリ。


【小ネタ】
 山田の過去回想シーンですが、は誰も山田の事を名前で呼ぶシーンがないようにしてあります。
 これは、「アイツ、5S時代から山田ガスマスクである可能性は低いだろ」という個人の感想ですね。
 やんわり名前を呼ばないでも成立するようになっている……。
 そんなことできるの?
 できらぁい!
 の勢いで書きました。


ざっくりとした設定とか小ネタはこのくらいかな?
プロットとか没にした話部分は、また後ほど出したいとおもーいまーす。

一つの本をつくるのに余計なものが生まれすぎですね。
でも楽しいのでOKです!

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東吾
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インターネット駄文書き
自己紹介:
ネットの中に浮ぶ脳髄。
紳士をこじらせているので若干のショタコンです。
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