インターネット字書きマンの落書き帳
SFのような未来に俺たちは住んでいる。
短い話を書きました。
いや、これ実際ほとんど実話なんですが、あまりにも星新一っぽいな……と思ったので。
SFっぽいフィクションのようで、ちょっとだけフィクションじゃない。
そういう時代がきたんだなぁと、思うお年頃です。
いや、これ実際ほとんど実話なんですが、あまりにも星新一っぽいな……と思ったので。
SFっぽいフィクションのようで、ちょっとだけフィクションじゃない。
そういう時代がきたんだなぁと、思うお年頃です。
『戦争は続く』
エヌ国はとなりにあるエス国と長い間戦争をしていた。
だがある時、世界中に突然未知のウイルスが蔓延したのだ。そのウイルスにかかるとほとんどの人が重病になり死んでしまう恐ろしいウイルスだった。
エヌ国もエス国も戦争どころではなくなり、長い間していた戦争は中断された。
世界中の国はウイルスに対抗できるワクチンや特効薬の開発をすすめ、エヌ国もエス国も例に漏れずウイルスの研究をはじめた。
そのあいだ、両国は久しぶりに平和だった。
そしてある時、ワクチン作られた。エヌ国はその試薬を率先して受ける事で、国民のほとんど全員がその病気にかからなくなった。
エヌ国の偉い人は、安心したようにこういった。
「よかった、これでエス国とまた戦争ができるぞ。エス国ではまだワクチンが行き届いてないだろうから、今なら戦争に勝てるだろう」
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