インターネット字書きマンの落書き帳
エランドゥルさんを娶りたい(BL)
エランドゥルさんの事を娶りたいと思っている一般ノルド人ドヴァキンを書きました。(挨拶)
エランドゥルさんはね……スカイリムの生み出した至宝ですよ。
ホント、どうして通常では結婚できないんですかね。バグですかね。
いやホントバグですから、MODとかでちゃんと修正しなきゃダメですよ。(突然狂う)
そう思いながら書きました。
エランドゥルさんはカワヨカワヨだね……。
エランドゥルさんは無敵の従者じゃないから連れ回すのが怖くなっちゃうので、ついナイトコーラー聖堂でお待たせしちゃいがちだけど大事だから仕方ないです、はい。
俺の楽しい妄想なのでみんなも楽しくなってください!
エランドゥルさん話してないね……そうだね、彼の心情を書いちゃうといつも満足しちゃうね一途で純情だからね。
エランドゥルさんはね……スカイリムの生み出した至宝ですよ。
ホント、どうして通常では結婚できないんですかね。バグですかね。
いやホントバグですから、MODとかでちゃんと修正しなきゃダメですよ。(突然狂う)
そう思いながら書きました。
エランドゥルさんはカワヨカワヨだね……。
エランドゥルさんは無敵の従者じゃないから連れ回すのが怖くなっちゃうので、ついナイトコーラー聖堂でお待たせしちゃいがちだけど大事だから仕方ないです、はい。
俺の楽しい妄想なのでみんなも楽しくなってください!
エランドゥルさん話してないね……そうだね、彼の心情を書いちゃうといつも満足しちゃうね一途で純情だからね。
『押し殺す幻影』
愛しいと思う気持ちがあってもそれを行動で示す事はできないという、エランドゥルはそのような臆病な恥じらいをもつ男であった。
故に愛しいと思う男が久しぶりに訪れても唇を重ねる事はもちろん抱きしめる事すらできぬまま普段通りの会話をし、温かな食事を囲んで一日が終わろうとしている。
本当は抱きしめて欲しい。
逞しいノルドの肌から温もりを得て唇を重ね愛の言葉を浴びるように囁かれたいし自分の知識が持ちうる愛の言葉全てを彼に与えたい。
そうは思うがいつも「彼は忙しい身だ」「疲れているだろう」「このように老いたエルフから愛を囁かれても困るだけだ」等という思いが先立ってしまい何も出来ないままでいるのだ。
何という臆病なことだろうとは思う。
彼もまた自分のことを少なからず愛してくれているのは分かっているし、自分の事を気にかけていなければスカイリムでも遠方に入るペイルの土地まで来る事もないだろう。それを理解してもなお行動に移す事ができないのだから自分は歳ばかり重ねてばかりで何と意気地の無い男なのだろうと自己嫌悪にも陥る。
だがエランドゥルは何もしなくてもただ二人いるだけで充分すぎるほどに幸せだではあったし、彼のそばにいる事が許されるだけで身に余るほど光栄だとすら感じていたのだからエランドゥルは愛を交わす言葉や抱擁のない今の境遇でも満足していた。
あるいは自分はそれで満足であると思い込もうとしているだけだったのかもしれないのだが。
ふと目を落とせば彼は眠る時にかけた毛布を蹴飛ばして退けてしまっている。
ペイルはスカイリムでも最も寒い土地の一つだ。今は火を焚いていて熱いくらいでも朝方は随分と冷えるから、彼が風邪でもひいたらいけないだろう。 毛布を直してやろう、何ならもう一枚くらい温かな毛皮を出した方がいいかもしれない。
そう思い彼へと手を伸ばせばそれを待っていたかのようにエランドゥルの手首はしっかりと握られた。
「まさかこのまま、何もしないで終わらせようってんじゃないよなぁ。エランドゥル」
悪戯っぽく笑うノルド青年の青い目がエランドゥルの姿を捉える。
エランドゥルはこんな時どんな顔をしてどのような言葉を返せばいいのか知らなかったからただ寂しそうに曖昧に笑えば、彼はそのままエランドゥルを抱き寄せベッドへ引きずり込んでいた。
ノルド男の体力とダンマーの体力では圧倒的な差があるからエランドゥルをベッドの中に引き込むことなど彼にとっては容易い事だったろう。最もたとえ力の差が無かったとしてもエランドゥルはそれを拒みはしないのだろうが。
「俺がペイルまで気まぐれで足を運ぶと思っているのか? 俺はオマエに会いたいからここまで来てるんだよ。ほらエランドゥル……嫌だったらそれでいい。このまま俺を突き放してくれ。だがそうじゃないならこのまま腕の中にいてくれないか?」
優しいが力強い言葉に、エランドゥルは言葉を詰まらせる。
飛び上がるほどに嬉しいのだが老いてからようやく人を愛せるようになった彼はそれをどのように伝えればいいのか未だよくわからないでいたからだ。
「私などで良ければ……」
必死で考えた結果、やっとの思いで出たのは陳腐な言葉だった。
こんなつまらない男、彼に嫌われてしまうのではないか。それでなくとも自分は年老いているし美しくもない、痩せぎすのダンマーなのだ。不安と羞恥で押しつぶされそうになり彼の方へと顔を向ければ、彼はただエランドゥルの姿だけを見つめて笑った。
「オマエじゃないとダメなんだよ」
そしてエランドゥルが心から待ちわびたキスの雨を降らせる。
彼の温かな言葉と行動はエランドゥルの心を溶かす、夜になれば互いに蜂蜜酒のように甘い言葉を注いで恋心に酔うのだった。
愛しいと思う気持ちがあってもそれを行動で示す事はできないという、エランドゥルはそのような臆病な恥じらいをもつ男であった。
故に愛しいと思う男が久しぶりに訪れても唇を重ねる事はもちろん抱きしめる事すらできぬまま普段通りの会話をし、温かな食事を囲んで一日が終わろうとしている。
本当は抱きしめて欲しい。
逞しいノルドの肌から温もりを得て唇を重ね愛の言葉を浴びるように囁かれたいし自分の知識が持ちうる愛の言葉全てを彼に与えたい。
そうは思うがいつも「彼は忙しい身だ」「疲れているだろう」「このように老いたエルフから愛を囁かれても困るだけだ」等という思いが先立ってしまい何も出来ないままでいるのだ。
何という臆病なことだろうとは思う。
彼もまた自分のことを少なからず愛してくれているのは分かっているし、自分の事を気にかけていなければスカイリムでも遠方に入るペイルの土地まで来る事もないだろう。それを理解してもなお行動に移す事ができないのだから自分は歳ばかり重ねてばかりで何と意気地の無い男なのだろうと自己嫌悪にも陥る。
だがエランドゥルは何もしなくてもただ二人いるだけで充分すぎるほどに幸せだではあったし、彼のそばにいる事が許されるだけで身に余るほど光栄だとすら感じていたのだからエランドゥルは愛を交わす言葉や抱擁のない今の境遇でも満足していた。
あるいは自分はそれで満足であると思い込もうとしているだけだったのかもしれないのだが。
ふと目を落とせば彼は眠る時にかけた毛布を蹴飛ばして退けてしまっている。
ペイルはスカイリムでも最も寒い土地の一つだ。今は火を焚いていて熱いくらいでも朝方は随分と冷えるから、彼が風邪でもひいたらいけないだろう。 毛布を直してやろう、何ならもう一枚くらい温かな毛皮を出した方がいいかもしれない。
そう思い彼へと手を伸ばせばそれを待っていたかのようにエランドゥルの手首はしっかりと握られた。
「まさかこのまま、何もしないで終わらせようってんじゃないよなぁ。エランドゥル」
悪戯っぽく笑うノルド青年の青い目がエランドゥルの姿を捉える。
エランドゥルはこんな時どんな顔をしてどのような言葉を返せばいいのか知らなかったからただ寂しそうに曖昧に笑えば、彼はそのままエランドゥルを抱き寄せベッドへ引きずり込んでいた。
ノルド男の体力とダンマーの体力では圧倒的な差があるからエランドゥルをベッドの中に引き込むことなど彼にとっては容易い事だったろう。最もたとえ力の差が無かったとしてもエランドゥルはそれを拒みはしないのだろうが。
「俺がペイルまで気まぐれで足を運ぶと思っているのか? 俺はオマエに会いたいからここまで来てるんだよ。ほらエランドゥル……嫌だったらそれでいい。このまま俺を突き放してくれ。だがそうじゃないならこのまま腕の中にいてくれないか?」
優しいが力強い言葉に、エランドゥルは言葉を詰まらせる。
飛び上がるほどに嬉しいのだが老いてからようやく人を愛せるようになった彼はそれをどのように伝えればいいのか未だよくわからないでいたからだ。
「私などで良ければ……」
必死で考えた結果、やっとの思いで出たのは陳腐な言葉だった。
こんなつまらない男、彼に嫌われてしまうのではないか。それでなくとも自分は年老いているし美しくもない、痩せぎすのダンマーなのだ。不安と羞恥で押しつぶされそうになり彼の方へと顔を向ければ、彼はただエランドゥルの姿だけを見つめて笑った。
「オマエじゃないとダメなんだよ」
そしてエランドゥルが心から待ちわびたキスの雨を降らせる。
彼の温かな言葉と行動はエランドゥルの心を溶かす、夜になれば互いに蜂蜜酒のように甘い言葉を注いで恋心に酔うのだった。
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