インターネット字書きマンの落書き帳
褪せ人が食後に流浪の商人を性的に食べる話(BL)
エルデンリング、80時間ほどプレイしてますがようやく一つくらい成し遂げました。(挨拶)
いやー、なんかこう。
見るもの全てが真新しい気持ちで、ダンジョンに潜ると殺されていっぱい貯金落としちゃうんですよね。
キャッキャ!
次はゼッタイにオメー(敵)を○してやるからなッ!
そんな、ちょっぴりの殺意をスイートな気持ちで仕上げました。
ずっとオープンフィールドをちょろちょろしてると、心が空となり写経をしたい気持ちになるので、ぼくは写経のかわりに褪せ人と流浪の商人のエロを……書きます!
今回は、二人でちょっとした食事をする話。
飯より飯の後のムラムラが中心になっているのは、俺の獣性が高いからです。
すまんな!
だが……やめねぇよ!
今日からみんなも 褪せ人×流浪の商人 好きになろうぜ!
流浪の商人さん指長くて綺麗(フロムのフェチを感じるパーツ)っぽいから、いつか指をなんかする話も書きたいですね…。
またかくの?
パトスが沸けばね!
いやー、なんかこう。
見るもの全てが真新しい気持ちで、ダンジョンに潜ると殺されていっぱい貯金落としちゃうんですよね。
キャッキャ!
次はゼッタイにオメー(敵)を○してやるからなッ!
そんな、ちょっぴりの殺意をスイートな気持ちで仕上げました。
ずっとオープンフィールドをちょろちょろしてると、心が空となり写経をしたい気持ちになるので、ぼくは写経のかわりに褪せ人と流浪の商人のエロを……書きます!
今回は、二人でちょっとした食事をする話。
飯より飯の後のムラムラが中心になっているのは、俺の獣性が高いからです。
すまんな!
だが……やめねぇよ!
今日からみんなも 褪せ人×流浪の商人 好きになろうぜ!
流浪の商人さん指長くて綺麗(フロムのフェチを感じるパーツ)っぽいから、いつか指をなんかする話も書きたいですね…。
またかくの?
パトスが沸けばね!
『美酒よりも酔う肉』
狭間の地で生きる者を見つけるのは高価な宝玉を見つけるよりよほど困難だろう。
動くものほとんどが屍の兵士か魔術師の作り出した傀儡人形であり言葉を交わす事もままならぬ状態にあるというのが今の世界であった故に、祝福からこぼれた故に祝福された褪せ人と元より祝福と無縁であった流浪の民はこの世界でも数少ない対話の出来る存在である。
だから彼らが互いに肩を並べ寄り添うようになるのはもはや必然であったと言えただろう。
人はか弱い。
一人でなど生きていられない程に脆弱で矮小な存在なのだから。
「お得意様、何作ってるんだい?」
薪を拾って塒(ねぐら)へ帰ればその傍らに座る褪せ人は鍋をかき回していた。
流浪の民である男は商人として各地を回り旅をしながら生活している。とはいえ世界が崩壊して久しい今はあまり遠出することも出来ず、以前に拾った有用な道具や小耳に挟んだ情報を切り売りし安全な場所で狩りをして夜露をしのぐ日々が続いていた。
だが崩壊は迅速に平穏を貪り安寧の地は瞬く間に失われていく。世界に何がおこったのか。それが本当に大いなる存在の意思よりもたらされたのか。それとももっと別の意思が働いていたのか。
何もわからぬまま面影を失っていく大地を前に旅人たちは己の無力さを知り、傲慢なデミゴッドたちはそれでもなおデミゴットであり続けようと虚勢を張って大地に根を下ろしている。
ろくでもない世界だ。
生きている価値もない。
だが世界が如何様に変貌しそこに価値がなくとも、命ある限りは生きるための活動を続けなければいけない。
他の連中のように脳が蕩けてしまえば気にしなくて良い苦労が生きるためには必要であり日々のを拾い、食事になりそうな草をむしって貪るのもその生活の一端であった。
生きている価値はないが、自ずから死ぬのも億劫だ。
どうせなら楽に生きて楽に死にたいというのは誰にでもある願望であり、流浪の民もまたその願望を抱き漫然と大地に生きていた。
褪せ人の来訪だけを唯一の楽しみにして。
「あぁ、おまえがいない間に飯でも作っておこうかと思ってな。とはいっても、料理らしい料理とは言えないだろうが……」
褪せ人の混ぜる鍋には男が見た事のない野草や肉が入っている。 ありったけの材料を寄せ集めて煮ただけの雑な料理だがそれでも戻った時すでに料理が出来ているというのは嬉しかった。
流浪の身であった彼は誰かに迎えられる事などなかったからなおさらだ。
「悪いねお得意様に気を遣わせて……変な肉は入ってないだろうな?」
立ち上る湯気で鍋の中身ははっきり見えない。今、この地でまともな食料を手に入れるのは至難の業だった。
腐敗し食べ物全てが毒となっている土地もあれば奇妙な病の流行から肉が汚染されている土地も当たり前のように存在するからだ。
「俺が食べた事のある食材の余りを入れたものだ。俺が生きているって事は毒がないか、あっても俺が死なない程度の微々たるもってことだろう。心配なら喰わないにこしたことはないがな」
褪せ人が鍋を一度かき混ぜれば、煮込まれた肉の香りがする。
あまり狩りが得意ではない男にとって肉は稀にしか口に入らないご馳走であった。
「肉が入ってるのか? 何の肉だ? 人の肉じゃないだろうな……」
男は不審な顔で鍋を覗く。煮込んでしまえば何の肉かはハッキリわからない。腹に入ってしまえばそれが冒涜的な食料だとしても気にもならないだろう。それらを理解してもまだ、男は人の肉を率先して食べる気にはならなかった。
これは男がそれだけの道徳をまだ残しているというのもあるだろうが、この世界に生きる者たちは脳が蕩けてしまったような生きた人形でしかない。そういった穢れをあまり体に取り入れたくはないといった理由もある。
人が人の肉を好んで食べないのは倫理だけではない。
同種の肉はより病を伝染させやすくするというのを経験的に知っているからだろう。
褪せ人は杜撰に作った料理を杜撰に削った木の器へと盛り付ける。
「人肉を好んで喰う趣味はないが、最近はどこに行っても獣は際限なくでかくなりあいつらにとって人の死体が給餌のようなものだからな。人肉ではないと完全には言い切れん」
実際にその通りであり、この地上に生きる肉食獣がもっぱら口にするのは人間の死骸なのだろう。 最近は蛸まで好んで人を食うようになり、その卵は血で紅く濡れている。
昔、カイゼルのある一族は人を食った獣は穢れるという伝承をもっていたという。人の穢れを抱きより凶暴さを増して理性もなく暴れ回るのだと聞いた。
ただ人の味を覚えた獣が弱くて鈍い人間を狩猟対象にしただけだろうと聞いた時は思ったがこの血で屍を食らう獣は犬でも烏でも何でも牛ほどに肥大し血に狂う。
人の血というのは本当に穢れており業が深きもので、清らかな獣はそれに当てられて狂ってしまうのだろう。その言い伝えが妙に信憑性を帯びているような気がする程度に狭間は狂っていた。
「まぁ、そうだ。そうだよなぁ……今更、人食いが出来ないっていうのもな……」
男は器をのぞき込む。数多の野草はこの周辺では見られないものであり、柔らかい新芽が目にも鮮やかだ。 ただよう湯気からは肉と香草のにおいが混じり食欲をそそる。
喰う喰わぬは自由だろうが捨てるには惜しい贅沢な飯であった。
「心配するな。入れた肉は草食の獣だ。人食いに抵抗があるのは俺だって一緒だからな……それに、肉はやはり草食の獣のほうが美味い」
褪せ人はそう言い汁をすする。その音に誘われ男もまた一口、暖かな汁へ口をつけた。
美味い。
久しく食べていなかった肉の出汁がたっぷり出ている。血抜きをきちんとしたのだろう。肉の臭みはほとんどなく僅かに残るにおいも香草が消し去ってくれていた。
あまりの美味さに夢中になって腹へと入れていく。
自分が存外に飢えていること。久しく肉を食べていなかった故に様々な事をやり遂げる気力すら失っていたこと。腹が膨れるうち、飯も消化しきってないのに全身から力が湧き上がるような気がしてきた。
「ふぅ、美味かった。ごちそうさま」
すぐに鍋はす空になる。結構な量があったと思ったが、食べてしまえば一瞬だ。
男二人で食べているというのを考えても少し空になるのが早かった気もするが久方ぶりに味わう肉を前にしては無理もないだろう。
「よほど腹が減っていたんだなおまえは。まさか鍋ひとつを空にしてしまうとは思っていなかったぞ」
褪せ人は驚いているようだが責めるような口調ではなかった。むしろ沢山食べた男を見て嬉しそうにしている。
これが流浪の民同士であればやれ肉を多く食っただの1杯多く食べただのあれこれ文句を言われていただろう。 流浪の民たちが食料調達もルーンのやりくりも苦労して生きているからであり、褪せ人のように自ずから進んで食料を調達するようなルートを持たない。故に食事の分量はもめ事に繋がりやすいのだ。
褪せ人はその点、自由に歩み狩りをして食べられそうなものであれば何だて摘み取り腹へと入れるから食事に困るものは少なかった。
もちろん危険な場所へと向かい勝ち得てきた結果であり当然の権利だとも言えるが。
一寸先に死がある生き方をしているのだ。食事を楽しむ余裕を得ても良いだろう。
「悪いね、お得意様。あんたの分も食べちまったか? だがこっちは肉なんて久しく口にしてなかったもんだから嬉しくてね」
「気にするな。俺はまだ携帯食もあるしまたこの程度の鍋なら作れるくらい食材も余らせてるからな。おまえたち流浪の連中はどいつもこいつも痩せぎすでおおよそ飯らしい飯なんて食ってないようだ。たまにはしっかり肉の入った飯を食わせないとそのまま骸骨になりそうだからな」
嬉しそうにしていると思ったが、最初から男に飯を食わすために作ってくれていたようだ。
褪せ人の言う通り、男は痩せた体をしていた。服を脱げばあばらが浮き出る程であり腿(もも)なども褪せ人より一回りは細い。
こんな出がらしの鶏ガラみたいな体で夜を楽しませる事が出来るのかと心配にもなる。
「ありがとうな、お得意様。嬉しいよ。俺みたいな奴を気にかけてくれて」
男は僅かな心配を隠しながらたき火へと薪をくべた。
「おまえだから気にかけてるんだ。おまえは俺の大事な得物だからな」
褪せ人はそんな彼のかすかな変化など気にもとめず燃え盛る火を眺める。
男が初めて褪せ人に抱かれてから半月ほどたっただろう。
熱情のまま重ねた肌はその夜だけではなく数日続き、男は文字通り立てなくなるほどの快楽に満たされすっかりと癖になってしまっていた。
褪せ人もまた彼の体を気に入ってか、しばしば彼の元へとやってきてはひとしきり体を抱いて旅に出るという日々が行く日か続いていた。
旅に出て戻らぬ褪せ人は多いが、幸いにもこの褪せ人は強いか少しばかり運が良いのだろう。
褪せ人を舌で唇を嘗める。
濡れた唇が焚き火にあたり濡れた輝きを見せていた。
「もうこの世界にまともな鍛冶をやる奴も板金が出来る奴もいない。いるのはせいぜい元々ある武器をより強くすることくらいだ……だから俺たち褪せ人の武器はもう大概が誰かのお下がり。中古品って奴がほとんどなのさ。だが俺には新品の得物がある……俺にとって初めての誰の手にも渡ってない代物だ。大事にしたいと思うのは当然だろう」
褪せ人にとって男は得物だ。道具だ。彼が刀であれば男はそれを受け入れる鞘であり、それ以上の感情が動くことは無い。
だが褪せ人にとって得物は命をつなぐ道具である。
男を得物と呼び、自分が手に入れた真新しい品として大事に扱っているというのは褪せ人の価値観からすれば最も大切で最も価値のある存在とも言えるだろう。
甘くささやく訳でもない。訥々と感情すら読み取れぬ声で語ってはいるが言葉の意味がどれだけ大きく重いものかは男にはよくわかっていた。
わかっているからこそ、欲しいと思う。
褪せ人が来ても必ず抱いてくれるという訳ではない。彼もまた疲れている時もあれば傷つきまともに動けない事だってある。そんな時は欲しいと願うだけで叶わないまま離れ、一日千秋の思いにて次の来訪を待つ身になるのだが、それが言いようのない程に辛いのだ。
もっと自分から求める事が出来れば良いのだろうが、初めて抱かれた相手が褪せ人であり以後は褪せ人からの求めに応じるに留まっていた男はどのような言葉をもって彼をそのように仕向けたらいいのか未だわからないでいた。
いや、いくつか考えてはいるのだがどれもこれもはしたないと思いから口に出せないままだというのが正しいかもしれないが。
「あんたの得物になれて俺も嬉しいよ。だからできるだけ長生きしてくれ。この体もやっとお得意様の体に馴染んで来たんだ。もう少し手入れをして欲しいからな」
これは言い過ぎではないだろうか。あまりに求めているのが露骨だったか。それとも回りくどすぎて求めているのがわからないだろうか。 男は悶々とした気持ちを抱え褪せ人を見る。飯を食べ肉にしゃぶりついてから体の熱が抑えられず、今日は抱いてもらえなければ狂ってしまいそうなほど体が疼いていた。
あるいは前回の訪問からしばらく己を慰める事すらせず待っていたというのもやけに昂ぶる理由だろうか。
だがそれにしたってあまりにも体が熱い。
すでにはち切れそうなほど膨らんだ自己の肉体は制御することもかなわず、褪せ人を求めて疼き続けていた。
いくら何でも妙だ。
これまでもっと長い間会えない事もあったがこんなにも欲しいと。今すぐにでも抱かれたいと。乱暴でもぞんざいでも構わないからできる限り激しい熱情に駆られたかのように壊れるほど抱かれたいと願った事はない。
だが今は、何ならそのまま殺してしまってもかまわない。刹那に生き続けるのなら絶頂で死ぬ歓喜に満たされたい。そんな事さえ考えている程に色を求めている。
褪せ人の肩に自分から触れているのに気付いた時、流石に妙だと思った。
今まで自分からこんな風に触れ、いかにも求めるような顔を見せた事などなかったはずだ。
「なぁ、お得意様。いまの食事、なんか入ってたのか?」
普段人前にさらさぬ素顔を褪せ人の前に晒す。仮面の下に隠していた顔はすでに汗がにじんでいた。褪せ人は肩に触れた男の手を握るとしばらく指先を眺めている。
男にしては細く長い指を褪せ人は特に好いていた。
「いや、毒を入れた覚えはないが?」
「毒とかじゃなくて。何ていうんだろうな、アレは……媚薬? っていうのか……そういうモノだよ。わかるだろ、お得意様」
「媚薬? あぁ……なるほどな」
褪せ人は顎に手をあて、合点がいった様子で頷く。伸びた髭を撫でる節くれ立った指が今の男には扇情的に見えた。
「毒でも媚薬でもないが、亀の肉が入っていたからそれだろうな」
「亀……?」
「褪せ人は長い旅路の疲れを癒やす時や奮起する時に亀を喰う。滋養にいいからだ。だが、日がな一日座っているだけのおまえには刺激が強すぎたかもしれん」
そして大きな手で男の腿を包むように触れた。
「ひうっ!」
触れられた、ただそれだけで体がのけぞるほどの刺激が走る。肥大化した期待はただそれだけで快楽となり得た。
「だがいくら何でも猛りすぎだな。淫乱な体をしてる男がいたものだ」
「ちが、違うだろうあんた。あんたが変なものを喰わせたから、俺の体がどうしようもなくなってるんだ……あんたのせいじゃないか……」
「褪せ人はここまで高ぶったりはしない。認めろ。その口で、自分は淫乱だと。俺に抱かれたいばっかりに何もしてない内から破裂しそうなほど倒錯した欲情を抱えているのだと。そうしたら抱いてやる」
「酷いだろう……そんなこと、俺は……」
「そうしなければ抱かない。どうだ?」
男は敷物の上にぺたりと座り込んだまま、頬を紅潮させ口を開いた。
「あっ、あ……俺は、あんたに抱かれたい一心で……それだけで勃起するような色狂いだ……あんたに抱かれたいし、あんたになら壊されてもいいッ……だから、抱いてくれ。すぐに……」
一気にまくし立てるつもりが、乾いた口のせいで言葉がもつれ声がかすれる。商売の時は饒舌だというのに何ともどかしいのだろう。 やっとの思いで言葉を絞り出し全てを言い終えた時、男は深いため息をつき褪せ人を見ていた。
「これでいいんだろ、お得意様。まったく、倒錯した欲情なんてどっちの話だが」
「そうだな、まったくおまえの言う通りだ。俺も大概だが言う通りにするおまえも大概だ」
褪せ人はその大きな体で男を抱き寄せる。背丈は男の方が少しばかり高いだろうが、褪せ人の体は豊かな筋肉が蓄えられており体はいつも温かかった。
「だが、焦らしただけ期待に応えてやる。おまえの『お得意様』としてな」
そう言い終わるが早いか、褪せ人は男の口を覆っていたマスクを唇で剥ぎ取りそのままキスをする。
貪るように激しく求めるようなキスの音は夜のとばりが降りようとしている静寂の草原にやけに響いていたが、もはやこの土地にそれを気にする輩は誰もいなかった。
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