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インターネット字書きマンの落書き帳

   
七英雄はクリスマスを感じたい
クリスマスにお届けする、ぐだぐだ七英雄ですよ!
なんでクリスマスに、ぐだぐだ七英雄を書いているのだろう……?

それは……思いついてしまったから!
思いついてしまったから……仕方が無いッ!

というワケで、2020年のクリスマスにロマサガ2の七英雄がはしゃぐ駄文ですよ!

・七英雄の概念がぐだぐだしてる
・みんなあたまがたいへん暖かい感じになっている
・なんか平和な世界
・なんか後半ダメ~な感じの男同士の痴情がもつれてる


こんな感じの会話駄文です。
つまり……何でも許せる人向けって奴だなッ!

みなさん、良いクリスマスを!




「七英雄はクリスマスを忘れている」

 永遠とも言える時を封印されし七英雄達は焦っていた。
 あまりに長く生きすぎて、1年の感覚が短くなり……。

 季節の行事に、全く関心を示さなくなっていたからだ!

ボクオーン : 「大変だ、大変だリーダー! ……今日は、クリスマスらしい!」

ワグナス : 「なん……だと……!?」
ノエル : 「クリスマス……!?」
ロックブーケ : 「それは……何だかとっても素敵な日だった気がしますわ!」

ワグナス : 「うーむ、我々あまりに長い歳月封印されすぎてこう……日付の感覚が狂ってしまってる所があるからな……」
ノエル : 「季節の行事にすっかり疎くなってしまっているよな」
スービエ : 「何かこう、小さい子供がいる家は学校の行事なんかで季節を感じる事が出来るけど、いない家は一年同じルーチンの繰り返しで季節感がないみたいな感じだよな」

ロックブーケ : 「でも、クリスマスは素敵な行事だった気がしますわ!」
スービエ : 「素敵な行事、か……何やってたっけ?」

クジンシー : 「封印されてから長いから、もう思い出せないよ……それに多分俺、クリスマスも会社で残業してたと思うし……」

ダンターグ : 「辛い社畜の現実だな」
ボクオーン : 「クジンシーくん、暇だろう、出てくれないか? みたいな感じで残業させられてそうだね」

ノエル : 「だが、確かにこう……パーティをやったり、ご馳走を準備したりしていた気がするな……」
ロックブーケ : 「街中が賑やかになって、楽しい気分になっていましたわ!」
ワグナス : 「どんな日だったか思い出して我々もクリスマス気分を味わうとするか。皆、クリスマスについて思い出した事をバンバン言ってくれ!」

ダンターグ : 「そういわれてもなぁ……何か肉を食っていた気がする……」
スービエ : 「お前いつも肉食ってなかったか?」
クジンシー : 「ケーキとかも食べてたよなッ。ご馳走とか、ケーキとか……」

ワグナス : 「なるほど、精の付く者を食べていたという事は、つまり……」

ダンターグ : 「思い出したぞ! つがいの連中が交尾をする日だ!」

クジンシー : 「獣特有のダメな思い出し方しちゃったー!?」

ボクオーン : 「交尾? 受粉じゃなくて?」

クジンシー : 「植物サイドからの異議が出てる!? けどツッコミどころそこじゃない!」

ワグナス : 「なるほど、性の6時間に耐えうるため精の付くご馳走をたんまりいただき、その後激しいセック久をすると、そういうワケか」

クジンシー : 「性の6時間とか、思い出す必用のない単語思い出してるし!」

スービエ : 「つまり、人間たちの繁殖期という事だな!」
ダンターグ : 「人間は年中繁殖していると思ったが、繁殖期がちゃんとあったんだな」

クジンシー : 「繁殖期とか言うのやめてあげて! おおよそ280日後に生まれてくる人たちが 『性の6時間仕込み』 だと思って落ち込むから!」

ロックブーケ 「つまり、9月生まれの方々は性の6時間仕込みの可能性が存在するのですわ~」
ノエル : 「……まぁ、時期のずれとか成長の速度とか色々あるから一概には言えないがな」

クジンシー : 「9月生まれの人々が仕込みは上々みたいな感じになるからやめてあげて!」
ボクオーン : (やけに否定するが、9月生まれなのか……?)

ワグナス : 「まぁ、諸君らの活躍でクリスマスが何をする日なのか分ったぞ!」
クジンシー : 「嫌な予感しかしない!」

ワグナス : 「つまり……皆でご馳走を食べて勢をつけ、盛大なる乱交パーティ、性なる6時間耐久種付けレースをする日、という事だなッ! 完全に理解したぞ諸君! 私の身体はいつでもwelcome、エブリバディ繁殖期だ! 殿方でも奥方でもズコバコはお手の物! さぁ早速スタミナをつけて肉と肉とのぶつかり稽古と行こう!」

ロックブーケ : 「とぅっ!」(ドスッ!)
ワグナス : 「ウグゥッ!」(バタッ)

ロックブーケ : 「……向こう500年は起きない秘孔をつきましたわ。クリスマスだかお正月だかわかりませんが、私(わたくし)たちはゆーっくりすごしましょうでーすわ」

ダンターグ : (早すぎて突きが見えなかっただと……!?)
ボクオーン : (さすがノエルの妹、やるときはやってやる女……!)

ロックブーケ : 「変わらない毎日も素晴らしいですわー」

 そんなこんなで。
 クリスマスを祝うようで祝わない、七英雄でした。



クジンシー : 「とはいえ……何となくクリスマスを思い出したから、ケーキとかチキンとか色々作ってみたよ」

ロックブーケ : 「きゃー、甘いご馳走ですわ!」
ノエル : 「お前、料理なんてするんだな……」

クジンシー : 「うん、社畜として休日に作り置きをして、冷凍したごはんとおかずをレンジでチンする生活とか結構あったからね……」

ダンターグ : 「辛い、社畜辛い」(元職:フリーの傭兵)
スービエ : 「会社に縛られると自由がないな……」(元職:フリーのサーファー)
ボクオーン : (フリーターに哀れみの目を向けられているな……)(元職:フリーの弁護士)

クジンシー : 「それに、料理していると無心になれるから嫌な事忘れられるんだよね……」

ロックブーケ : 「クジンシー様があまりに辛いお顔をされておりますわ……」
ノエル : (たまにいるよな、ストレスの吐け口に料理に凝る奴……)

 ※クジンシー君はストレス解消方法は無心で料理を作る派
 ※お菓子を作る時も無心でグラニュー糖を計っている


ワグナス : (スンスン)「性の6時間……」

ボクオーン : 「生きてた」
ロックブーケ : 「とどめを刺し損ねましたわ!」
ノエル : (トドメを刺すつもりだったか……)

ダンターグ : 「実際のトコロ、6時間も交尾するの大変だと思うぜ」
クジンシー : 「別に、6時間ぶっ続けでやるワケじゃなくてさ……その6時間にその……まぁ、そういう事をしているカップルが多いってだけの話だよ……」

スービエ : 「まぁ、そう言うけどお前は8時間耐久でも全然大丈夫だったじゃねぇか。いけるだろ?」

ボクオーン : 「……えっ?」
ノエル : 「えっ?」

スービエ : 「……あっ」

クジンシー : 「……ちょっとまって何それ俺聞いてないんだけど?」
ダンターグ : 「いやまて落ち着けクジンシー。スービエは何かを勘違いしているんだ。そうだよなぁ?」
スービエ : 「ソウダッタ、カンチガイヲシテイタ」

ロックブーケ : 「スービエ様、嘘が下手すぎますわ!」
ボクオーン : 「違うよロックブーケ! あれは意図的に下手な嘘をついているんだ! 言うなれば挑発、挑発だよ!」

ダンターグ : 「スービエ、おまえ調子に乗ってバカな事言ってんじゃねぇ……変な事クジンシーに吹き込むなよ? マジでブッ潰すぞ……」
クジンシー : 「えっ? えっ?」

スービエ : 「だから俺の勘違いだって言ってるだろォ? それとも何だ? 俺を拳で黙らせるってのか? 俺は全然いいぜ? 最近身体が鈍ってきたから相手してやる」
クジンシー : 「ちょ、まって。喧嘩は……」

ダンターグ : 「死に晒せコラァ!」
スービエ : 「地べたにキスさせてやるよこの筋肉バカ!」

クジンシー : 「なんで!? なんで喧嘩になってんの俺のせい!? 俺の!? えっ? どうして!? どうして!?」(ピヤァァァァ)

ロックブーケ : 「いいぞー、やれやれーですわ!」
ワグナス : 「肉と肉とがぶつかり合う聖夜、実にいいなッ!」

ボクオーン : 「リーダーが復活した」
ノエル : 「喧嘩する程血の気が多いくらいが丁度良いだろ」
ボクオーン : 「サブリーダー、全て放棄した」

 肉と肉とがぶつかり合うのが聖夜ですね!
 メリークリスマス!

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東吾
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インターネット駄文書き
自己紹介:
ネットの中に浮ぶ脳髄。
紳士をこじらせているので若干のショタコンです。
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